2026年9月
2026年9月の海外旅客船情報
9月にKitsap Fast Ferry Serviceに変更(米国)
火曜日からKitsap Fast Ferry Serviceは、パンデミック前の予定に復帰し、ブレマートンとシアトル間で、1日14航海を削減する。
2022年、ワシントン州は、パンデミック中、航海を減らしていたWashington State Ferriesの圧力を緩和するため、高速フェリー便の臨時資金を、追加航海のために承認していた。こうした追加資金は、Kitsap Transit Newsによると、長期になることを意図してはいなかったという。
2025年、Kitsap Transitは、FIFA World Cup(注、「国際サッカー連盟ワールド・カップ」の意)の間の臨時航海を継続するため、追加で290万ドルを受け取った。
こうした資金は、8月31日に使い果たす予定になっていた。こうした資金がないことから、高速フェリー便は規模の縮小を余儀なくされ、ブレマートンとシアトル間の航海が、火曜日から少なくなる結果となった。
こうした航海の中止により、Washington State Ferriesにより多くの乗客が流入することになったことに言及することは重要で、乗客は、シアトルーブレマートン航路で利用者が増えていることから、前もって計画を立てるべきだ。
Kitsap Fast Ferry Serviceに関する更なる情報は、こちら(注、リンク先省略)。シアトル―ブレマートン間のState Ferry Serviceに関する更なる情報は、こちら(注、リンク先省略)。(MyNorthwest.com Network: Sep 1, 2026, 3:45 PM)
秋のクルーズは増加、ニューファンドランドのクルーズ・シーズン出帆(カナダ)
夏は終わりになってきているかもしれないが、クルーズ船シーズンは、ニューファンドランド・ラブラドール州では、総帆を張って進み続けている。
セント・ジョンズは今シーズン、これまでに13回の寄港を迎えて来た。これには、今年2度目になる月曜日のCelebrity CruisesのSilhouette(=シルエット、注、「輪郭」「影絵」の意)が含まれている。この船は、2,900人近い乗客を乗せている。
「彼らは間違いなくセント・ジョンズを愛していて、今年この時期に、また戻って来たがっていたのです。」と、セント・ジョンズのWard 1 Coun.(=第一地区議会)のJill Bruceは語った。社会奉仕と特別行事の議会の指導者でもある。
夏のシーズンは、セント・ジョンズではクルーズ船と最も結びついてるかもしれないが、Bruceは、秋はこの首都においては忙しく、主要な経済の推進力となる可能性がある、と話した。
9月と10月には、20回以上の寄港が見込まれている。2026年クルーズ船シーズンの当市の最終寄港は、10月11日が予定されている。(中略)
西部ニューファンドランドでは、コーナー・ブルック港の最後のクルーズ船寄港は、10月23日が予定されている。(CBC News: Sep 02, 2026 4:30 AM EDT)
NCLHや元取締役らに対するFrank Del Rioの訴え、判事は棄却(米国)
Norwegian Cruise Line HoldingsのCEO(=最高経営責任者)を辞任した後で当然支払われるべきものと信じていた顧問料の全額が支払われておらず、詐欺や共同謀議が含まれているとするFrank Del Rioの主張は、マイアミの裁判所によって棄却された。
この判断は、同社、そして元取締役のRussell Galbut、Harry Curtis、Mary Landry、Stella Davisに対する訴えに適用される。
the 11th Judicial Circuit Court in Miami(=マイアミ第11司法巡回裁判所)のJudge(=判事)であるMavel Ruizは、偏見を持って棄却するよう求める被告の動議を許可した。これは、Del Rioが同一の主張で、別の訴訟を起こすことができなくなったことを意味する。
上訴の予定
しかし弁護人のShook, Hardy & Bacon L.L.P.(注、法律事務所)のSergio Paglieryによると、判事は、上訴を許可し、Del Rioはそうする予定だという。
NCLHの広報担当者は、会社は論評しないと話した。
当初の訴状においては、Del Rioは、報酬費節約の一環として、NCLHから早期退職を促されたが、取締役らは1800万ドルの有料顧問となる4年半分の全額の口頭での約束を尊重する意図は決してなかったと述べていた。彼は、詐欺、契約違反、被告らは最初の2年半を越えては支払われないことを隠匿するという共同謀議をしていたと申し立てていた。
口約束の主張
Del Rioが、僅か2年半の1000万ドルの契約書を得た時、COVIDのパンデミックから事業が回復しつつあった2020年から2023年まで、say-on-pay vote(注、「役員に対して株主が意見を述べるための投票」の意)をさせないために、NCLHは株主に対し、1800万ドルを提示できなかったためだ、と聞かされていた。追加支払いは尊重され守られることになる、と取締役らから口約束を得ていたと主張していた。
先週の聴聞前に、Del Rioは、約束的禁反言の主張を自発的に放棄した。つまり追加支払いについては、署名した契約書はなく、口約束をしていたと伝えられており、これは法的強制力のないものであることを渋々認めたもので、それ故、フロリダ州のstatute of frauds(=詐欺防止法)により禁止されているものなのだ。
Ruiz判事は、Del Rioは、自分の主張は、詐欺的誘因、過失不実表示、そして共同謀議に分類されることから、この口約束の履行を求めてはいないと論じ、今や自分の損害は、「compensation supposedly lost when he retired(=退職時に補償は恐らくは失われた)」と考えていると論じた、と話した。同判事は、「a party cannot avoid the writing requirement of the statute of frauds by reformulating what amounts to a breach of an oral contract into a fraud claim.(=一方当事者は、口約束の不履行に相当するものを詐欺の主張に言い換えることによって、詐欺防止法の書面要求を回避できない。)」とする事案の先例を引用した。
Del Rioには、名指した取締役の口約束が、個人的・集団的にあった時期を述べていた。NCLHと被告の取締役らは、こうした約束はなされたことがあったということを否認し、前述の口頭合意は、Florida statute of frauds(=フロリダ州詐欺防止法)により禁止されている、と述べた。
判事は開示手続き要求を拒否
棄却において、Ruizは、詐欺に基づく主張を基盤とする正確な日時や、個人化する声明は提供されておらず、法は、被告に開示を課すに先立って、原告が詳細に詐欺を主張することを要請していることから、開示は「refine the facts alleged in the complaint(=訴状において申し立てられている事実を正確にする)」ために必須の「precision(=正確さ)」を提供することができるとする原告の議論を、拒否した。
「申し立てられている口約束が無ければ、申し立てられている詐欺はなく、申し立てられている過失による不実表示はなく、申し立てられている共同謀議もない。」と同判事は話した。
「参加者は判っている」
Ruizは、Del Rioが、自分は、参加者は判っており、その後、その合意が実現しないことになった時に、数百万ドルを自分に与えるよう裁判所に求めた隠匿されたと主張する補償構想からは、補償は得られないと述べた。(Seatrade Cruise News: September 3, 2026)
Corazul:傭船契約に署名、間もなく入渠へ(スペイン、ブラジル、中国)
Corazul Crucerosは、今年中にブラジルでBuenavistaを使って運航を始める計画だ。
Cruise Industry Newsに対し、同社のChief Operating Officer(=最高執行責任者)のCammile Appeldornは、同船の現在の所有者との裸傭船契約は、最近、署名されたと話した。
現在、香港沖に錨泊しているBuenavista(=ブエナビスタ、注、スペイン語で「絶景」の意、元Oriana)は、最後にAstro Ocean Cruises(注、「星旅遠洋郵輪」)がPiano Land(=ピアノ・ランド、注、中国の厦門沖の鼓浪嶼(コロンス島)の意)として運航していた。Appeldornは、この1995年建造船は、土曜日に乾船渠に入渠するものと見られ、その後、ブラジルへの再配置航海を開始すると付け加えた。
Corazulのチームが、造船所に滞在する間、船上での準備を始めるために、同船に乗船する、と彼は述べた。
「基本的に弊社の針路に向けての準備を開始します。というのは、まだかなり中国嗜好のままだからです。それで、同船の準備をしている一方で、全てを取り除く必要があるのです。」とAppeldornは述べ、同社は船舶管理者としてのBSMと作業をしていると付け加えた。
Buenavistaは、9月30日に香港を離れ、サントスへの30日間再配置航海に乗り出し、モーリシャスに技術的寄港を行う。
「この移動中に、船上では多くの作業がなされるので、そこの港に滞在して時間を無駄にしなくないのです。弊社の運航開始をできるだけ速やかに行うために、ここ(ブラジル)に来たいのです。」と付け加えた。
「できれば早く出発したかったのですが、署名と契約が、予想よりは少しばかり時間がかかりましたが、問題はありません。」とAppeldornは続けた。
同船は予定よりも早くブラジルで運航を開始することになるかもしれないと述べ、「essentially everything is done now(=基本的にあらゆることを今やっている)」と付け加えた。
Corazulの正式計画では、Buenavistaは、11月初旬に南米に到着して、サントスとリオ・デ・ジャネイロから出発する一連の3泊から7泊のクルーズを始めるというものだ。
同船は、10月下旬に母港に到着する見込みであることから、Appeldornは、同社は少し早く最初の客を迎えることになるかもしれないと話した。
同社は現在、就航クルーズの日時を、試験的に2026年10月23日として作業しており、これは試験的クルーズとなる見込みだ。Corazulは、伝統的な洗礼式による就航祝典も計画中で、詳細は後日発表されることになっている。
Appeldornは、この新製品は、娯楽とF&B(注、飲食)に集中した、本物の船上体験により強調されるものとなると話した。
「ハードウェアではなくて、弊社が持ち込むのは、構想です。弊社は一生懸命作業して来ており、良いことは、このための準備に多くの時間をかけてきたということです。」と説明した。
「書類上、大変に準備してきましたが、今や弊社にとって現実となるときです。弊社は、これを大変に夢中になっております。本当に美しいものとなりそうです。」(Cruise Industry News: September 3, 2026)
機関問題で、フェリーはシーズンの残りを運休(英国)
フェリー会社は、ここの唯一の船の右舷の主機の問題を受けて、乗客の混乱を避けるため、早めにシーズンを終わらせるという「difficult decision(=苦渋の判断)」を行った。
Islands Unlimitedは、316席の高速旅客双胴船であるSan Pawlの機関部品交換の調達、取り付け、検査には、時間がかかり過ぎると話した。週末にはオールダニー島にも航海する、ガーンジー島とジャージー島間の毎日便は、9月18日まで走ることになっていたが、先週、終了した。
Islands Unlimitedは、この問題の原因は、広範な技術調査を行って見つかったもので、「the disruption and disappointment this will cause, particularly for passengers with upcoming travel plans(=来るべき旅行の計画を立てていた乗客にとっては、とりわけ混乱と失望を招く)」ことが判ったと話した。
Operations manager(=運航管理者)のJack Kitchingは、次のように話した。「これは予想外の、予測不可能な技術的な故障で、弊社チームは、San Pawlを運航に復帰させるためのあらゆる現実的な選択肢を検討しております。」「残念ながら、機関換装のための調達や設置を含む時間は、予定していたシーズンを越えてしまうのです。」
この便は2025年に始まったもので、2026年には30,000人以上の乗客移動が、記録されていた。Kitchingは、同社は、2027年には完全に復帰するつもりであり、今後数か月間に、必要な機関換装と関連作業を終了させ、「build greater resilience into our operation(=弊社の運航の素晴らしい信頼性を築く)」と話した。(BBC News: 4th September 2026)
サウスポートーフォート・フィッシャー間のフェリー、修理のため運休(米国)
ノース・カロライナ州サウスポート発。サウスポートーフォート・フィッシャー航路のフェリー便は、船員が今月中に修理を行うことから、一時的に運休となる。
NCDOT(=ノース・カロライナ州運輸省)のFerry Division(=フェリー部門)によると、同航路は9月12日から運休し、Southport Terminal(=サウスポート・ターミナル)のランプ(注、傾斜路)に重要な修理がなされることになるという。
この修理は、4日間以上かかるものと見られ、閑散期定期運航は、9月16日に再開する予定。
「通常、サウスポートーフォート・フィッシャー間のフェリーを利用する旅行者は、同航路が運休中は、適切に予定を立てるべきです。」とNCDOTは話した。(WECT: Sep. 5, 2026 at 3:03 AM JST)
近時の注文で、世界の注文簿は84隻になる
Cruise Industry Newsの世界クルーズ船注文簿によると、クルーズ産業は2039年までに、船隊に84隻の新たなクルーズ船を迎えることになるという。888億ドル相当の新船が、市場に230,000床近くを追加することになる。
CIN(=Cruise Industry News)の資料は、この新造船が、平均的な大きさが116,529トンで、平均費用は10億ドル以上だということも示している。
8隻が既に今年お目見えしている一方で、5隻が引き渡されることになっており、これには、MSC World Asiaが含まれている。フランスのChantiers de l’Atlantique造船所で工事中の、この205,700トンの船は、2026年中にお目見えする最大のものだ。
近時の注文で、数字は増えており、Viking、Crystal、SeaDream、Four Seasons、そしてUnited Waterwaysが、更に船を追加する計画を確認している。
Vikingは、最大の発注をしており、これまでに船客988人乗りの2隻の豪華船を追加する同意済み選択権を確認している。これらの船は、2032年引渡し予定で、Fincantieri造船所で建造されることになる。
Crystalも、Fincantieriとの契約選択権を確認しており、事実上、船客690人の3隻目の姉妹船、Crystal Graceを発注しており、2034年に引き渡されることになっている。
25周年祝賀の一環として、SeaDreamは、ここの初めての新造船であるSeaDream IIIを就航させる計画を発表した。この船客230人の船は、中国で建造されるものと見られ、2029年に引き渡される。
United Waterwaysは、以前発表した注文を纏めたもう1つの商標であり、ここの最初の新造探検船を就航させる計画を明らかにしていた。Poseidon Expeditionsが運航することになっている船客186人乗りの船は、同社のホワイト・ラベル(注、「他社の製品を自社の商標で販売する」意)経営計画の一環であり、China Merchantsにより建造される。
Four Seasonsは、Fincantieri造船所に、新しい船客190人乗りの船を発注して、2031年に同社船隊に3隻目の船を追加すると発表した。
注文簿全般に対するその他の重要な変更には、Disney Cruise Lineの2隻の新造船の引渡しがあった。
American Cruise Linesも、ここの9隻の注文簿に対する変更を発表しており、今や、American GraceとAmerican Beautyが2028年にお目見えし、American Rhapsodyが2029年にお目見えすることになっている。(Cruise Industry News: September 7, 2026)
キプロスのフェリー沈没の死者数、12人に、捜索は続行(キプロス・トルコ)
Turkish Ministry of Defence(=トルコ国防省)によると、7隻の船と6機の航空機が、16人が行方不明のままであることから、捜索作業を支援しているという。
救助隊は、北キプロス沿岸沖で2人の女性の遺体を収容し、先週のフェリー事故の死者数は12人になったと、当局者は話した。
FiloJetのフェリーは、転覆に先立ってキプロス沖約6キロメートルの水域で浸水し始めた8月30日、キプロスのキレニアから、トルコのタシュジュに向けて航海していた。
沈没時、同船には259人の乗客と8人の船員がおり、大規模な捜索・救助活動が始まった。
金曜日のXへの投稿において、自ら宣言しているTurkish Republic of Northern Cyprus(=北キプロス・トルコ共和国)のprime minister(=首相)であるUnal Ustelは、トルコ海軍の艦船であるTCG IsinとTCG Alemdarが、深海捜索中に、女性の遺体を2体収容したと話し、16人が未だに行方不明になっていると付け加えた。
「未だに行方不明となっている16人を見つけ出すため、我々の捜索は、Republic of Turkey(=トルコ共和国)の強力な支援と、全ての関連部隊の関与の下、1日24時間、週7日間、休みなく続けられております。」と書いていた。
緊急隊員は、何とかして沈没時に同船に乗船していた239人を救助しようとしている。
同船の船長と他に数人は、過失致死罪の容疑で逮捕されていると伝えられている。
トルコ国防省によると、7隻の艦船と6機の航空機が、「scanning the coastline, the seabed, and the area around the sunken vessel(=沿岸、海底、そして沈没船の周りの地域を精査して)」行方不明の乗客の捜索活動を支援しているという。
「TCG Isinが550メートルの深さに難破船を特定する一方、潜水も、TCG Alemdarが操作するROV (remotely operated vehicle) (=遠隔操作探査機)を使用して、この難破船に向け潜水も実施しており、これは3,000メートルの深さまで潜水できる能力があります。」と同大臣はソーシャル・メディアに投稿した声明文の中で述べた。
キプロスは、ギリシャが支持する軍事クーデタがトルコ軍による侵攻を引き起こし、この島を分割させた1974年以来、分断されている。(euronews: Published on 04/09/2026 - 13:26 GMT+2 Updated 13:29)
クルーズ船客が恐ろしい怪我をして死亡(イタリア・米国)
ミネソタ州の牧師が、息子の結婚式で旅行中のイタリアで、クルーズ船上で最悪な脊髄の怪我を負って、数週間後に死亡した。
Stephen Junker(58)は8月16日、Princess CruisesのSun Princessでプールに転落して、家族によると「face down and unresponsive(=うつぶせになって意識不明)」になっているのが発見されたという。水の中から引き上げられて、Italian Coast Guard(=イタリア沿岸警備隊)によって、ナポリの病院に搬送された。
医師らはJunkerを、C3-C4(注、「(血液検査における)補体第3成分―補体第4成分」の意)水準の深刻な脊髄圧迫であると診断し、翌日、緊急外科手術を行った。
後に家族には、仮に助かっても、四肢麻痺になると伝えられた。また、肺には薬物抵抗性の黄色ぶどう球菌感染が進行し、家族は、溺水と関係があると強く考えている。Junkerは、最終的にはミネソタ州のMayo Clinic(=メイヨ・クリニック)に移送され、そこで9月4日に死亡した。
「妻、子供達、両親、そして友人らに看取られました。」と家族はGoFundMe(=ゴー・ファンド・ミー、注、米国のクラウド・ファンディングのプラット・フォーム)のページで語っていた。「更なる診断検査で、怪我は治療可能ではなかったことが明らかになりました。」
Junkerは、ミネソタ州ブランドンの Chippewa Lutheran Church(=チペワ・ルーテル教会)の牧師で、後には妻、子供達、そして孫息子が残された。(The Daily Beast: Published 09.09.26 7:07AM EDT)
フィリピンの旅客フェリーでの火災で、大勢が行方不明、少なくとも5人が死亡(フィリピン)
フィリピン、マニラ発。フィリピン西部沖で旅客フェリーで火が一晩中燃え、木曜日、大勢が行方不明になり、少なくとも5人が死亡した。
これまでに43人が救助された、と沿岸警備隊のspokeswoman(=女性報道官)でCommodore(=准将)のNoemie Cayabyabは話した。このフェリー、MV June Asterは浮かんでいるが、水曜日の晩に始まった火災により傾斜しており、火は消えた。煙の渦が、真昼まで黒焦げの船の上を漂っていた。
「捜索・救助活動は継続しています。」と彼女は話し、沿岸警備隊の艦船1隻と高速哨戒艇に、軍艦やその他の政府の船舶、民間の篤志家、そして漁師が加わったという。
沿岸警備隊は、近隣の船舶は、フェリーの乗客を見張るよう、無線放送した。乗客が岸に流れ着いた場合に備え、沿岸の村々も調整されている。
夜間の救助活動の映像には、沿岸警備隊員が、フェリーが背後で燃えている中、生存者に救命胴衣を投げているのが写っていた。乗客は小型船に救助されて、浅瀬に向かい、また遺体袋が港のようなところで積み上げられていた。
このフェリーは、首都マニラから出航し、水曜日の午後6時45分頃に出火した際には、目的地のパラワン州のコロンの近くにいた。
悪天候と高波で、救助隊の手腕が試されることとなった。同フェリーは、遭難信号を発した際、コロンのトゥルダ村の約4海里(7.4キロメートル)にいたが、強い潮流により、トゥルダ沖7.68海里(14.2キロメートル)の距離に流された。
Cayabyabは、火災原因は不明だと話したが、1人の生存者が貨物艙で始まったかもしれないと話しており、沿岸警備隊は、更なる詳細を得るため、海運会社や海事当局と調整している。
彼女は、134人が乗船しており、うち117人が乗客で、17人が船員だったと話した。外国人の乗船についての情報はなかった。
フェリーは、フィリピン群島において一般的な輸送手段だ。海難は、嵐、悪い保守、過積載、そして安全規則の執行不備により、とりわけ遠隔の州では珍しくない。
1987年、フェリーのDona Pazが、フィリピン中部で燃料油槽船と衝突して、平時の海難事故で、世界最悪の死者数である4,300人以上が死亡した。(AP: Updated 2:18 PM JST, September 10, 2026)
水素駆動のViking Astrea、Fincantieriで進水(イタリア・スイス)
Vikingの最新遠洋船のViking Astrea(=バイキング・アストラエア、注、ギリシャ神話の女神、星乙女)が、Fincantieriのアンコナ造船所で進水した。
一部、液体水素と燃料電池駆動の推進システムにより、同船は、ますます持続維持可能なクルーズ産業に向けた革新的技術解決の発展の更なる一歩を象徴するものだと言われている。約54,300総トンで、長さは239メートル、499室の船室に998人までの船客を収容でき、2027年6月に処女クルーズを行う予定だ。
Astreaの名付け親は、Francesca Baldinelliで、アンコナ造船所の工程管理部で勤務している。彼女以外に、進水式には、Fincantieriのアンコナ造船所のdirector(=所長)であるGilberto Tobaldi、Vikingのvice president of ship development and construction(=船舶開発・工務部長)のGhislain Lemarieが出席した。
このクルーズ客船会社が世界初であると述べた別の水素駆動船は、3月に同じ造船所で進水しており、Viking Libra(=バイキング・リブラ、注、天秤座)だ。Libraは、2026年11月に引き渡される予定。(Cruise Industry News: September 11, 2026)
ジャワ海でインドネシアのフェリーが転覆、6人死亡、130人行方不明(インドネシア)
ジャワ海で転覆したインドネシアの旅客フェリーで、6人が死亡し、107人が救助された、と当局者は話した。悪天候に遭遇したVirgo Transport8(注、元フェリーくるしま)という船からの連絡を喪失した後で、他に130人が、未だに行方不明のままだ。
このフェリーは、スラバヤから、南カリマンタン州のバンダルマシン市に向けて航行中で、日曜日の2時頃(グリニッジ標準時間の土曜日18時)に、バンダルマシンの南約150キロメートル(93マイル)にいるというのが最後の連絡だった。
船舶とヘリコプター1機が現場に派遣され、280人が捜索・救助活動に参加している。ジャワ海の海域の全ての船舶は、乗客のいかなる手掛かりも報告するよう警告が出されている。
この390フィート(119メートル)の船には、213人の乗客と30人の船員が乗船していた。同船は、2つの海事監視サイトの資料によると、土曜日の10時33分にスラバヤを出発して、日曜日の14時にバンダルマシンに到着する予定だったという。当局は、最初の遭難通報を4時10分に受信していた。(中略)
インドネシア群島は、17,000以上の島嶼があり、フェリーは一般的な輸送形態となっている。しかし海難は、珍しいことではない。政府資料によると、2020年から2026年の間に、111件の船舶事故が記録されている。
7月にはKM Nurul Salsaが、南スラウェシ州のSelayar Islands RegencyのPolassi Islandの西の水域で沈没した。合計58人が助かったが、3人が死亡しているのが見つかった。他に14人の居場所は、判らないままだ。
先月、別のフェリーがマドゥラ島の沖で出火し、5人が死亡している。(BBC News: 13th September 2026)
Royal Caribbeanの間もなく命名されるIcon 5、起工(フィンランド・米国)
Royal Caribbeanは、ここの5隻目のIcon級の船の物理的工事の開始を、フィンランドのトゥルクにあるMeyer Turku造船所での起工式で祝った。
2028年にお目見えすることになっているIcon級の5番船は、プレス・リリースによると、浜辺での隠居、行楽地への逃避、テーマ・パークでの冒険の組み合わせを実現するという。更なる詳細は、同船の名称と追加的特徴と共に、今後数か月内に発表されることになっている。
「5隻目のIcon Class船の工事開始は、Royal CaribbeanとMeyer Turku間の長期提携の強さの反映であります。」とMeyer TurkuのCEO(=最高経営責任者)であるCasimir Lindholmは語った。
「一連の船を建造することで、弊社は連続的に学習し、改善し、革新することが可能で、専門知識から恩恵を受けたそれぞれの新船は、この計画の全てを得ているのです。弊社の提携網と共に、弊社は、トゥルクで発展させた世界に誇る造船技術を実証することができ、クルーズ造船の未来を形成することに助力でき、光栄であります。」
この起工式の間、鋼板の最初の主要建造ブロックが、同造船所の乾船渠に置かれた。ここで今後2年に亘って、同船は具体化していくことになる。この節目を記して、Royal CaribbeanとMeyer Turkuは、この鋼板ブロックの下に、新たに鋳造された硬貨を置き、同船の今後の旅の幸運を封じ込めるという造船の伝統において、吊り上げて設置した。
これは、一連の4番船であるHero of the Seas(=ヒーロー・オブ・ザ・シーズ、注、「海の英雄」の意)が同造船所で進水して、間もなく到来したものだ。2036年まで造船能力を利用できることを確保するというMeyer Turkuとの包括協定の一環として、6番目のIcon級の船は2029年に続くことになっており、7番船は2030年だ。(Cruise Industry News: September 14, 2026)
Carnival、第3四半期の利益に関するテレビ電話会議を開催へ(米国)
Carnival Corporationは、その日の朝に公表されるものとみられる同社の第3四半期財務成績を議論すべく、分析者と共に、テレビ電話会議を、2026年9月29日火曜日午前10時 (EDT) (=東部夏時間)に予定している。
この会議の同時放送は、同社のウェブサイト経由で、利用可能だ。(Cruise Industry News: September 15, 2026)
デンマークでAmadeaから出火し、320人の乗客が避難(デンマーク・ドイツ)
Phoenix ReisenのAmadea(=アマディア、注、ラテン語で「神を愛する」「神に愛される者」の意、元「飛鳥」)での火災で、320人の乗客が避難を強いられた。このクルーズ船は、9月14日、デンマークのレンネに接岸していた。Bornholm Police(=ボルンホルム島警察)は、同船のリネン収納用仕切り内で出火後の、午前7時21分に警報があったと話した。約10分後に鎮火し、当局は、怪我人はいなかったと報告した。
地元緊急サービス、警察、Danish Emergency Management Agency(=デンマーク緊急管理庁)は、クルーズ埠頭に対処した。ボルンホルム島警察は、避難は安全であり、一方、捜査官が、この火災がどのように始まったのかを調べ始めていると話した。この出来事は、9月16日に広くクルーズ・メディアで広がり、2日前に起きたことにも拘らず、新たに読者や社会的関心を集めた。(Cruise Addicts: September 16, 2026)
スコットランドのフェリーがヨーロッパ本土に行く計画は中止(英国・デンマーク)
スコットランドとヨーロッパ本土との間のフェリー便の復活計画は中止になった。
Forth Portsは、ファイフ州のロサイスと、北フランスのダンケルク間の提案された航路の「long-term viability(=長期的実行可能性)」を巡って懸念があると話した。
港湾所有者らは、スコットランド政府と連合王国(注、英国)政府が、この事業に、それぞれ300万ポンドを委ねたのを受けて、同航路を運航することを巡って、デンマークの海運会社、DFDSとの話し合いをしてきた。
しかしForth Portsは、「a number of important economic factors(=多くの重要な経済的要因)」を考慮すると、関心が「delivering alternative activity at the port(=港湾での代替活動を実現すること)」に移って行ったと話した。
スコットランドと連合王国の両政府は、この判断に「disappointed(=失望した)」と述べた。
ロサイスとベルギーのゼーブルージュ(注、「ゼーブルッヘ」とも)間の連結が終了した2010年以来、同港とヨーロッパ間の旅客便は走っていない。
貨物便も、DFDSの船舶の1隻での火災を受けて、2018年に、同社により中断している。
3月、Forth Portsは、同フェリーは、Forth Green Freeport (注、フォース・グリーン(=環境に優しい)・フリーポート(=自由港))という事業の「key part(=鍵となる部分)」を形成することになると話していた。
しかし声明文の中で、同社は、旅客便の復活に向けた「long-term sustainable way forward(=将来に向けた長期的実行可能性の道筋)」を見つけることができなかったと話していた。
「熟慮の後、これらの議論で結論を出すことはできず、そうしたことから、この便は再開しません。」とあった。
「Port of Rosyth(=ロサイス港)は、スコットランドにとっては重要資産の1つであり、長期の雇用創出と経済成長を実現し、支えることになる、同港の多くの事業機会を研究することに全力を傾けております。」
「ロサイス港は、Forth Green Freeportの発展に向けた鍵となる地域であり続けており、今や我々の関心は、同港での第邸活動の実現に移ることになります。」
「商業的判断」
ロサイスーダンケルク横断は、旅行時間20時間で、週3便を走らせるという提案だった。
DFDSは1月に「no firm timeline(=会社側の日程はない)」が、「constructive discussions(=建設的な議論)」がなされていると話していた。
DFDSは、Norfolklineからゼーブルージュへの横断航路を引き継ぎ、同港からヨーロッパ本土に向かう最後の旅客フェリーを走らせていた。
同航路は、2002年にSuperfast Ferriesの下で、当初、開設されたものだった。この連結の復活のための話し合いは、2022年6月に浮上し、一方で、ロサイスとオランダのエームスハーフェン間の代替便も、2019年に議題に載せられていたが、いずれも実現しなかった。
スコットランド政府は、今年これまでに同計画に向けた英国政府のGrowth Mission Fund(注、「成長活動資金」の意)により配分された300万ポンドの資金提供に合わせることで合意していた。
スコットランドの運輸長官であるStephen Flynnは、次のように話した。「これは究極的には商業的判断でありますが、これは酷く失望させられるニュースです。」
「スコットランド政府は、スコットランドとヨーロッパ間の直行フェリー便を心底から後援して来ており、その実現に向けて、既に多くの手順を踏んできました。」
「それは法律制定が必要になるもので、活発な貨物助成支援の検討、そしてロサイスでの予想される社会基盤の改修が含まれていました。」
英国政府の報道官は、次のように話した。「Forth Portsがこの商業的判断をしたことに失望しております。」
「英国政府は、この提案を後援しておりました。300万ポンドの投資を約束し、取引を纏めようと、関係者を引き合わせていました。」
DFDSには、論評を求めて連絡している。(BBC News: 16th September 2026)
釜山港、クルーズ客により長く滞在することを促すため運用拡大(韓国)
釜山(=プサン)のクルーズ・ターミナルの運用拡大が利益を生み始め、朝鮮(注、韓国)の主要な海の玄関口が、短時間の寄港から、観光客の一泊目的地に変容している。
今年これまでに、国内で初めてクルーズ・ターミナルが24時間運用になったことから、この南部の港町は、2026年中、これまでに5回、1泊寄港を記録した。運航事業者が、港湾訪問を晩にまで拡大するようになっていることから、9月末までに、更に2回が見込まれている。
市当局者は、伝統的な時間規制が無くなったことで、乗客は、この活気に満ちた沿岸の大都会を探索し、陸上観光が、地元食堂、小売地区、そして街中の文化的場所にとって、意味のある収入をもたらしている。
この経済戦略は、The World(=ザ・ワールド、注、「世界」の意の、分譲クルーズ船)の到着により、木曜日に完全に明らかとなった。この船は、旅客室を賃借するのではなく、所有している裕福な住人の、超富裕の居住クルーズ船だ。本船は、どれだけ24時間ターミナルを利用できることが、訪問を拡大させ、多大な経済的影響を与えることになるのかを示しているこの都市(注、釜山)に、2泊3日接岸したのだ。
この寄港を活用して、市役所とBusan Tourism Organization(=釜山観光公社)は、乗客に両替、タクシーの予約、買い物案内、そして携帯電話サービスを支援するため、船上コンシェルジュ・デスク(注、案内窓口)を運営した。土曜日、同市は興味を示した乗客に、ドローンの光のショーと、彩色されたGwangan Bridge(=広安大橋)の劇的な景観で名高い、人気のGwangalli(=広安里(クァンアルリ))海浜地区に夕方観光を提供した。
24時間サービスへの移行では、Busan Port Authority(=釜山港湾公社)と、customs, immigration and quarantine(=関税・出入国管理・検疫) (CIQ)を管理する連邦機関との調整拡大が必要だった。以前、これらの規制当局は、昼間に専ら独占的に運用していて、クルーズ船は、硬直化した夕方の出発予定に固執することを余儀なくされていた。
これらの運用上の障害を乗り越え、市の観光当局者は、世界のクルーズ客船会社に対し、一泊旅程を積極的に売り込んでおり、自家輸送と抱き合わせで陸上での小荷物に関税を課し、地元での食事や文化公演を提供している。同市はAzamara Pursuit(=アザマラ・パスート(米語)、アザマラ・パシュート(英語)、注、「探求」の意)が9月24日に到着する際に、同様の事業を計画している。
「クルーズ観光の競争力は、単にどれだけ多くの船が到着したかではなく、どれだけ長く、深く、旅行者が釜山を体験したか、なのです。」と同市のTourism and MICE Bureau(=観光マイス局、注、「マイス」は、会合、研修旅行、学術会議、見本市の頭文字)の局長であるNa Yun-binは話した。
この記事は、生成AIの支援を受けて、The Korea Times紙により編集されて発行された。(The Korea Times: Published Sep 18, 2026 3:54 pm KST)
Carnival Freedom、乾船渠で新しい煙突を獲得(フランス・米国)
Carnival Freedom(=カーニバル・フリーダム、注、「自由」の意)は、Carnival Cruise Lineが公表した最新情報によると、フランスの所定の入渠中に新しい煙突を獲得したという。
ソーシャル・メディアでの投稿において、同社は、Chantier Naval de Marseille造船所で、同船に新たな構造物を追加している舞台裏の様子を共有した。写真には、短い煙突を、2024年3月の落雷により損傷した同船の元のものと交換する様子が写っている。
Carnivalの伝統的な鯨の尻尾の最上部は、この事故の後で撤去され、同船は真っすぐな煙突をつけて航海して来た。Cruise Industry Newsが以前報道したように、この落雷は2度目のもので、同船の煙突は、酷く損傷したのだった。
以前、2022年5月に、この構造物は、グランド・ターク島訪問中の火災事故によって部分的に損傷していた。この煙突は、後の2023年10月に、Navantia造船所での入渠中に、その特徴的な形状と大きさに再建された。
ポート・カナベラルからの大西洋横断を終えてから、Carnival Freedomは9月初旬、Chantier Naval de Marseilleに到着した。この2007年建造船は、同造船所で30日間以上過ごしてから、2026年10月9日に運航を再開する。同船は、バルセロナから周遊航海する西地中海行きの8泊クルーズを始める予定になっている。
イタリア、マルタ、そしてフランスの目的地を訪問するこの航海に引き続いて、ポート・カナベラルへの再配船航海で戻って来る。13泊クルーズでは、スペイン、連合王国(注、英国)、そしてバハマに航海し、11月初旬に、セントラル・フロリダに到着する。
Carnival Freedomはその後、バハマ行きの、4泊と5泊のクルーズといういつもの日程を再開する予定になっている。ナッソーに加え、この旅程では、この島嶼国にある同社の私有島、Celebration Key、RelaxAway、Half Moon Cayに航海する。
2027年、この船客2,974人乗りの船は、Port of Norfolk(=ノーフォーク港)発の通年クルーズのために、バージニア州に再配置となる。(Cruise Industry News: September 19, 2026)
重病になり、合衆国行きのクルーズ船から乗客2人が退船(バハマ・米国)
7歳の子供を含む2人の乗客が、金曜日にナッソーのRoyal CaribbeanのOasis of the Seas(=オアシス・オブ・ザ・シーズ、注、「海のオアシス」の意)から、緊急治療のため、退船した。
このクルーズ船は、航海中に2人の別々の客が重病になったのを受けて、バハマに戻るため、針路を変更した。
この医療緊急事態により、同船は、フロリダ州ポート・カナベラルに予定された寄港を中止し、洋上で追加の1日を過ごすることを余儀なくされた。ニュー・ジャージー州ケープ・リバティの同船の母港到着は、日曜日の午前6時から午後2時に遅れ、客の旅行計画が混乱した。
Royal Caribbeanは、影響を受けた乗客に、60分間の無料インターネット接続を提供し、400ドルまでの航空変更料を支払った。(The Independent: Saturday 19 September 2026 20:57 BST)
乗客、ロング・ビーチに向かっていたCarnival Cruiseのクルーズ船から船外に飛び降り(メキシコ・米国)
男性が、メキシコ沿岸沖のCarnival Cruiseのクルーズ船から、船外に飛び降り、U.S. Coast Guard(=合衆国沿岸警備隊)とメキシコ当局による現在進行中の捜索が促されている、と当局者は日曜日に話した。
この乗客は、56歳の男性としてだけ明らかにされているが、メキシコのプエルト・バリャルタから、カリフォルニア州ロング・ビーチに戻るところだったCarnival Panorama(=カーニバル・パノラマ、注、「全景」の意)に乗船していた。
合衆国沿岸警備隊によると、Rescue Coordination Center Alameda(=アラメダ救助調整センター)が、土曜日の午後に連絡を受け、捜索・救助活動の調整を開始したという。固定翼機が、捜索を支援すべく展開しており、一方でMexican Navy(=メキシコ海軍)とこの地域の商船も手助けしている、と当局者は声明文において述べた。
Carnival Cruise Lineは、この客が行方不明になっているとの通報を受けて、同船の船員が事故に気が付いたと話した。その後、船員は、捜索・調査手続きを開始し、これには監視動画の調査や、合衆国とメキシコ当局への通報が含まれていた。
「Carnivalは、このお客様と共に旅行していたご家族の支援を提供しているところで、弊社の想いと祈りは、彼らとその最愛の人と共にあります。」とこのクルーズ客船会社は、声明文において述べた。
沿岸警備隊は、捜索は依然として進行中だ、と話した。
この男性は、公には身元が明らかにされておらず、追加の詳細は、直ちには入手できなかった。(NBC4 Southern California (KNBC-TV):Published September 20, 2026)
Ambassador、Oceania Sirenaを買う;冬にSemester at Seaの傭船に(英国・ドイツ・米国)
Ambassador Cruise Lineは、元Oceania Sirena(=オウシアニア・シレーナ、注、「オセアニアの人魚(ギリシャ神話のセイレン)」の意)を使って、ドイツ市場に参入する。
この英国企業は声明において、Norwegian Cruise Line Holdingsから同船を買収したと述べた。2028年春まで、Oceania Cruisesにリース・バック(注、買ったものを賃貸)することになる。この船客670人の船は、Ambella(=アンベラ)に改名して、同社の新しいAmbassador Kreuzfahrtenという商標に加わることになる。
2028年夏から、この30,200トンの船は、ドイツ市場向けの新たな成人専用体験を提供することになる、とAmbassadorは話した。ドイツは、Ambassador商標によりサービスしている同社の既存の英国市場と、最近CFC商標を買収して、近時、Ambassador Croisiereに商号変更したフランスに加わる。
同船の夏季シーズンに続いて、本船は、Institute for Shipboard Education (ISE)に傭船に出すことになる。ここは、Semester at Seaとしてよく知られており、2028年秋と2029年春のセミナー向けに運航し、その後、Ambassadorが、2029年の夏のために、同船を取り戻すことになる。この分割配船は、長期間継続するものと見られている。(中略)
Ambellaは、元々はRenaissance Cruises向けに建造されたもので、2000年に同社のR-classの一連の船の4番船として、就航した。Cruise Industry Newsが報じていたように、Norwegian Cruise Line Holdingsは、今年これまでに同船を売却していた。当時の買い手は、匿名だった。(Cruise Industry News: September 22, 2026)
ヘンダーソンビルは歴史的な第二次世界大戦の揚陸艦、LST-325を迎える(米国)
テネシー州ヘンダーソンビル発。World War II(=第二次世界大戦)の歴史が、初めてヘンダーソンビルに接岸した。
USS LST-325は、この戦争が残した最後の運航可能な戦車揚陸艦だ。毎年1か月間、巡業して、移動式博物館としての役割を果たしている。
1942年に就役したこの歴史の生き証人は、ちょうど3年間の間に、第二次世界大戦向けに建造された1000隻を超えるLSTs(=戦車揚陸艦)の1隻だった。最も有名な使用は、D-Day(=Dデイ)に続く日々でのもので、この時は、イギリス海峡からノルマンディーまで、44回運航した。あらゆるものを輸送した。すなわち兵士、典型的には1度に20両のSherman tanks(=シャーマン中戦車)、ジープ、砲弾、更には捕虜さえも運んだ。
「そうした話を致します。偉大な話なのです。この船には非常に多くの話があるのです。」とLST 325のCruise Director(=クルーズ・ディレクター、注、「巡航主任」の意)Ken Ruppは話した。
船舶愛好家ではない人向けに、LSTとは「Landing Ship, Tank(=戦車揚陸艦、上陸用舟艇)」の意味だ。しかしこうしたものに乗り組んだ水兵は、違った名前を使っていた。すなわち「Large Slow Target」だ。
「毎時10マイルの激しいものです。」とRuppは含み笑いをして話した。
LSTsは、第二次世界大戦に使われただけではなく、Korean War(=朝鮮戦争)やVietnam War(=ベトナム戦争】でも使われた。
Sanders Ferry Park(=サンダース・フェリー公園)であった水曜日の開業式典で、退役軍人、その中にはLSTsに乗り組んでいた者もいたが、最初に乗船させた。
「多くの記憶が蘇ります。」と自分のLST-1126の上着を着た、ベトナムの退役軍人の1人は話した。「私は以前、乗務していましたが、私が乗っていた2隻とは少しばかり違いますね。」「彼らは戦車甲板に歩いて行き、立ち止まったり、見まわしたりしていました。」とRuppは話した。「この匂いや音…、正に過去に引き戻されていました。」
1964年から1999年まで、LST-325は、ギリシャ海軍艦隊に所属していた。その後、2001年に、本艦は遂に合衆国に帰還し、洋上でアメリカの過去に対し賛辞を贈るものとなった。
「1人のご婦人が食堂区画の辺りで、中を覗き込むようなことしていました。そこで料理長が近づき、尋ねたのです。『お役に立てるでしょうか?』」とRuppは詳しく話をした。「すると女性はこう言ったのです。『いえ、この区画を少し見たかっただけです。』(結局判明したのは)女性の父親は、南太平洋で、あるLSTに乗務していたのだった。彼女は決して父親と会うことはなかった。LSTの厨房で働いていたのだが、雷撃により沈没したのだった。彼女は決して父親と会うことはなかったが、これが父親と繋がれる方法であったのだ。
LST-325は、ヘンダーソンビルに到達するのに3日かかったが、来週の9月29日火曜日までSanders Ferry Parkに接岸する。その後、アッシュランド市やクラークスビルに向けて巡航し、インディアナ州エバンスビルの本拠地に帰還する。
有料ツアーは、毎日午前9時から午後5時まで、利用可能。乗船する際に、切符を購入することができる。(WKRN: Sep 23, 2026/05:57 PM CDT)
更新:ギリシャ沿岸警備隊、ミコノス島付近のフェリー火災と戦うため「大作戦」を展開(ギリシャ)
ギリシャのroll-on, roll-off(=ロール・オン、ロール・オフ)(ro-ro)車両・旅客フェリーが、近隣の船舶やHellenic Coast Guard(=ギリシャ沿岸警備隊)が同船からの避難を支援するよう駆り立てている。
沿岸警備隊は、ここのJoint Search and Rescue Coordination Center(=合同捜索・救助調整センター)(JRCC)が、「tackle a fire that broke out on the deck of the ro-ro cargo vessel Blue Carrier 2(=RORO貨物船、Blue Carrier 2の甲板で出火した火災に対処すべく)」、「major operation(=大作戦)」を展開していると話した。
旅客船と沿岸警備隊の巡視船が、Blue Star Ferriesの船隊に所属する23,986総トン、1997年建造のBlue Carrier 2を、先を争って支援していた。
Attica Ferriesは、この事故に関する声明文を公表し、同船に乗船している29人全員は無事であることを確認した。この声明文には、同船には船員28人とトラック運転手の乗客1人が乗船していたが、退船したと述べていた。
沿岸警備隊は、事故は(ミコノス島の北、4.5海里、チノス島の東、7.5海里の)ミコノス島の北海域で発生したと述べた。同船は、トラック166台、自家用車29台を乗せて、ピレウスからシロス島、バティ、コス島、ローデス島、コス島に向かい、ピレウスに戻ってくる予定の航路上にあった。
火災原因に関連する情報は公表されていない。Attica Ferriesは、避難は「onboard means(=船上での手段)」を使って「organised(=組織されていた)」と述べた。(中略)
同社は、ギリシャ最大のフェリー所有者であるAttica Groupの一部であり、Blue Star Ferriesを所有している。(Riviera Maritime: 26 Sep 2026)
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