2026年8月
2026年8月の海外旅客船情報
インドネシアのフェリーから出火、5人死亡、41人行方不明(インドネシア)
少なくとも250人を乗せていたインドネシアのフェリーが洋上で出火し、5人が死亡しているのが見つかり、41人が行方不明になっている、と当局者は話した。
この船の船長は、マドラ島沖で火災を報告した。National Search and Rescue Agency(注、「国家捜索・救助庁」の意)のBasarnasによると、船は同国第二の都市である東ジャワ州のスラバヤから、南スラウェシ州のマカッサルに航海していたという。
地元インドネシアのニュース局であるiNewsが再生した動画には、救命艇と見られるものに乗船した、救命胴衣を身に着けた大勢の人が写っている。
他の動画には、船の最上部から炎や渦巻く煙が出ているフェリーから、降りている様子が写っている。
Basarnasは、8時24分(グリニッジ標準時間の2時24分)に、Surabaya Search and Rescue office(注、「スラバヤ捜索・救助事務所」の意)が、旅客船KMP Mutiara Sentosa 2(注、元フェリーおおさか)で火災が発生したという情報を受け取ったと話す声明文付きで、ここのTikTokに動画を投稿した。
「この海運会社からの情報に基づくと、火災は6時から7時(グリニッジ標準時間の0時から1時)に発生した。」
後にBasarnasは、「passengers held on in the ship's bridge and bow while awaiting rescue(=救助を待っている間、乗客は同船の船橋や船首につかまっていた)」ことから、このフェリーは「was almost entirely engulfed in flames(=ほぼ全体が炎に包まれていた)」ことを確認したと話した。
動画の中には、海の飛び込んいる者や、救命胴衣を身に着けた大勢の人が集まり、救助船に運び込まれる前に、その何がしかに救命ブイが投げ込まれている様子を見ることが可能なものがある。(BBC News: 1st August 2026)
「泥酔した」男が、Carnivalのクルーズ船で子供を叩いたと申し立てられ逮捕、警察話す(米国)
酩酊していると申し立てられているクルーズ客が、Carnivalのクルーズ船で鬼ごっこをしていた2人の子供を攻撃したとして告発され、この航海の残りは自室に閉じ込まれた。
ジョージア州のサレンシーのDavid Lawrence Crosby II(44)は、Brevard County Sheriff's Office(=ブレバード郡保安官事務所)逮捕手続きによると、7月27日に児童虐待の2個の訴因により逮捕されたという。
逮捕相当理由宣誓供述によると、7月26日、Crosbyは、典型的にはフロリダ州のポート・カナベラルからバハマに出航しているCarnival Glory(=カーニバル・グローリー、注、「栄光」の意)の玄関に走って降りてきた時、鬼ごっこをしていた3人の子供の集団と遭遇した、と申し立てられている。Crosbyは、宣誓供述書によると、子供の1人の顔を殴って、唇から出血させて頭痛を引き起こし、その後、2人目の子供の腹を叩いたという。
当局者は、この出来事は、同船の防犯カメラ・システムに捉えられていたと話した。当局者によると、Crosbyがブレバード郡保安官事務所により月曜日に逮捕された時、彼は係官に「heavily intoxicated(=泥酔しており)」子供を叩いたことは覚えていないと供述したという。
Fox News Digital宛ての声明文において、Carnival Cruise Lineは、警備チームが、この事件に「responded immediately(=直ちに対応した)」と述べた。
「弊社警備チームは、7月26日に、Carnival Gloryで、酩酊した客が関わる事件に直ちに対処いたしました。」とCarnivalの広報担当者は話した。「この客は、航海の残りは自室に閉じ込められ、ポート・カナベラルに到着するや、地元法執行機関に引き渡され、行動規範違反料金を課され、弊社のDo Not Sail(注、「乗船禁止」の意)一覧に搭載されました。弊社では、この種の行為については、容赦致しません。」
裁判所記録によると、Crosbyは、それぞれの訴因について10,000ドル、合計20,000ドルの保証金(注、保釈金)を課されて、火曜日に拘置所から出所したという。水曜日に法廷に出頭して、無罪を主張した、と裁判所文書にはあった。8月25日に召喚される予定だ。
Fox News Digitalは、論評を求めて、ブレバード郡保安官事務所、public defender's office(=公選弁護人事務所)、そしてCrosbyに関連するジョージア州の事業所に連絡を取っている。
この事業所の機械メッセージによる回答では、Crosbyが釈放された火曜日現在は、「family emergency(=家族の緊急事態)」のため、休みだとしていた。(Fox News: Published August 1, 2026 1:22pm EDT)
Hebridean Princessの食べ物に集中したクルーズ、有名シェフを呼び物へ(英国)
Hebridean Princessは、Hebridean Baker(注、「ヘブリディーズのパン屋」の意)として知られる、テレビ司会者で国際的な著者であるCoinneach MacLeodが参加するスコットランドのオーバン発の7泊料理クルーズ周遊旅行を運航する。
ルイス島で生まれ育ったMacLeodは、この航海中、乗客と同伴し、島の話とヘブリディーズの食べ物、料理、そしてゲール人の伝統の知識を共有する。またゲスト・スピーカーの役目も果たし、地元農産物を使用して用意した同船の料理の他、スコットランドの食べ物の伝統についての洞察力を提供する。
料理体験に集中した旅程
このクルーズは、10月20日に出発して、アイラ島のLaphroaig(=ラフロイグ)蒸留所を訪問し、コロンゼー島のHebridean Island Cruisesの牡蠣貝の納入元と会い、英国本土にある最も辺鄙なパブとされているインバネスのThe Old Forge(注、「古い鍛冶場」の意)に立ち寄る。追加の寄港地には、Ardnamurchan Distillery(=アードナムルッカン蒸留所)とIsle of Mull Cheese dairy farm(=マル島チーズ酪農場)が呼び物とされている。
食事体験には、スカーイ島のThree Chimneys(注、「3本煙突」の意)という食堂と、Kinloch Lodge(=キンロック・ロッジ)での昼食に加えて、Clan Maclean(=マクリーン一族)のchieftain(=族長)であるSir Lachlan Macleanが主宰するDuart Castle(=デュアート城)での個人的歓迎会がある。
旅程と価格
この船客48人の船は、アイラ島、コロンゼー島、インバネス、アーミデール、ダンビーガン、グレンモア湾、トバモリー、エリスカ島、そしてクレイグニュアに寄港する。
価格は、1人当たり6,776ポンドからで、20%割引が利用可能。これには、全ての食事と飲み物、寄港地観光、ガイド、ゲスト・スピーカー、自転車の利用、チップ、WiFi、個人的なバス移動、復路の無料標準の国内鉄道又は空の旅が含まれている。(Seatrade Cruise News: August 1, 2026)
Cruise Industry News、中古市場報告2026年版を発売(米国)
Cruise Industry Newsは、2026 Cruise Ship Secondhand Market Report(注、「2026年クルーズ船中古市場報告」の意)を出版した。既知のクルーズ船の売却、傭船、取引の1年ごとの総合的な記録だ。
単独で情報を得て調査したこの報告は、40年以上のクルーズ産業の歴史の中で、どのように船舶の持ち主が変わったのかを追跡している。
この2026年版には、最新の資料が含まれており、クルーズ客船会社、船舶、トン数、旅客収容力、加えて利用可能な期間を含む、船舶取引の報告書となっている。
熱心に纏めた引退資料部門もあり、船舶の撤退、引退を網羅した、1年ごとになった表が付いている。
それぞれの項目には、船舶、前の名称、運航クルーズ客船会社、トン数、旅客収容力、建造年、そして関連注記があり、読者には、船主の変化と共に、運航から離れた船舶の鮮明な写真が提供されている。
ダウンロード可能なPDF(=ポータル・ドキュメント・フォーマット形式)として、直ちに利用できるこの報告書は、メールのための待ち時間が不要な完全なデジタル版だ。任意のExcelの付録も利用可能で、スプレッドシート形式で全ての報告資料を提供しており、1年ごとに整理され、船舶引退に特化した別のファイルと連動している。
The 2026 Cruise Ship Secondhand Market Reportは、現在、発売中。(Cruise Industry News: August 4, 2026)
Washingtonの11年ぶりの新しいフェリーの工事が始まる(米国)
水曜日、Gov.(=知事)のBob Fergusonは、Washingtonの11年ぶりの新しいフェリーの工事開始を記して、当州はフェリー網の再建のための広範な努力の一環として、3隻目の選択肢を行使すると話した。
Eastern Shipbuilding Groupは、Fergusonの事務所によると、フロリダ州のパナマ・シティにある造船所で、3隻の車両160台乗りのハイブリッド・エレクトリック・フェリーの1番船の作業を開始したという。知事は、鋼板切断式典(注、起工式)に出席する予定だったが、ワシントン州の山火事のため、旅行を中止した。
Fergusonは、この新船は、彼が老朽化してパンク寸前になっていると描写するシステムにおいて、運航改善の鍵を握る部分だと話した。
州政府当局者は、Washingtonは、2015年には25隻のフェリーを保有していたが、2025年までに、船舶の引退より21隻に減少していたと話した。当州では、船齢が40年以上のものが11隻あり、その中の1隻は、船齢が67年になっている。
当州は、元々は2隻のフェリーを建造するためにEastern Shipbuilding Groupと契約を締結していたが、3隻目は選択とされていた。Fergusonは水曜日、今や3隻目も同様に進めていくと話した。
知事の事務所は、Eastern Shipbuilding Groupの入札は、あるワシントン州の入札者よりも30%以上、下回っていたと話した。同事務所は、この決定により、納税者は約3億6000万ドル節約することになったと話した。
この契約の下では、Eastern Shipbuilding Groupは、7億1450万ドルで3隻のフェリーを建造することになる。所有者に在庫のある設備、工事監理、船員訓練、不測の費用を含めて、3隻の総額は、知事の事務所によると、11億5000万ドルになるという。これは、この事業のためにLegislature(=州議会)が確保していた13億ドルを下回るものだ。
当局者は、Eastern Shipbuilding Groupは、2030年に最初のフェリーを引き渡す予定で、2031年に2隻目、2032年に3隻目と続くことになる。
最後の新しいWashington State Ferriesの船は、Suquamish(=スコーミシュ、注、地名であると共に先住民の名)で、2015年に工事が始まり、2018年に引き渡された。(KOMO News: Wed, August 5, 2026 at 8:39 AM)
Carnivalのクルーズ労働者、労働条件について「恐ろしい」申立て(抄訳)(米国・オーストラリア)
Carnivalのクルーズ船の乗船客には、終わりのない食べ物、寛ぎ、そして大洋の贅沢の世界が約束されている。海路で世界を探索する一生で一度の機会だ。しかし、こうした可能な限り贅沢な逃避行を実現している船員にとっては、生活は大いに違うものになっている。
ABC News investigation(注、「オーストラリア放送協会ニュース調査」の意)は、労働者らが、世界最大のクルーズ会社の船の上で、腐った料理の食べ残しや、極端な労働時間、そして医療拒否を強いられているという申し立てを明らかにした。
労働者の賃金は時給3ドルにも満たない
Carnival Corporationは、90隻以上の船舶を保有しており、オーストラリアでは3隻が終日運航している。すなわち、Adventure(=アドベンチャー、注、「冒険」の意)、Encounter(=エンカウンター、注、「遭遇」の意)、そしてSplendor(=スプレンダー、注、「輝き」の意)だ。
Carnivalのオーストラリアの船で働いている船員は、ABC(=オーストラリア放送協会)に対し、9か月間契約の大半を、1日12時間、週7日間働いていると話した。
ナイジェリア出身のQueen Onuohaは、Carnival AdventureとCarnival Encounterで、2シーズン、美容師として働いた。彼女は、しばしば1日14時間働き、交代勤務時間中、目を覚ましているためにカフェイン錠を購入していたと話した。
ABCでは、少なくとも1人の労働者が、2025年の契約で、1日23.26米ドル(33オーストラリア・ドル)ぽっちしか支払われていなかったという証拠を得た。1日12時間労働で、平均日給は、時給2.75ドルで、たまに顧客からのチップをもらうというものだった。
Maritime Union of Australia(=オーストラリア海員組合)は、昨年、労働時間と船上での生活状況について、何百もの苦情を受け取っていた。
労働者の賃金についてのABCの質問に対する返答の中で、Carnivalの広報担当者は、2月に同社が提供した声明に言及し、そこでは「Carnival has nothing to hide(=Carnivalは何も隠してはいない)」と述べていた。(後略)(ABC News: 6th August 2026)
クルーズ船長のKate McCue、Four Seasons Yachtsを辞職(米国)
現在、Four Seasons Iの舵取りをしているソーシャル・メディアの有名クルーズ船船長のKate McCueは、洋上生活を中断する。
McCueは、Four Seasons Yachtsでの役割を辞職し、家族ともっと時間を過ごし、好きな道を進む意向だと、Instagram(=インスタグラム)の動画で共有した。6月の母親の予期せぬ死亡の後、この決断をした、と述べた。「実際のところ、働いていたので、昨年の大半は、家から離れていたことが判ったのです。」と動画の中で話していた。
McCueは、自分の船長の免許は、現役のまま維持する予定で、再び航海するのは「absolutely not off the table(=絶対的にテーブルの上にないわけではない)」と付け加えた。
McCueは、Celebrity Summit(=セレブリティ・サミット、注、「有名人の頂点」の意)のcommanding officer(=船長)に任命された2015年に、大型クルーズ船の最初のアメリカ人女性船長となった。2025年までCelebrityに留まり、これまでに、Instagram上の自分の旅行についての記録は、フォロワーが100万アカウント以上にまで成長した。その後、Four Seasons Yachtsに加わり、3月に就航したここの1番船の船長となった。
「洋上での30年間で、2隻の新船を実現させ、プロトタイプ(=原型)船1隻を有する真新しいブランド(=商標)を開始し、最後の11年間は、船長として航海しました。何も誰かに説明しなければならない、という気がしません。」と話した。「両親に誇らしく思わせました。私自身、誇らしく思います。」(Travel Weekly: Aug 06, 2026)
大衆向けクルーズ客船会社、予約規則を厳格化:こちらがあなたの航海に与える影響(抄訳)(米国)
Princess Cruisesは、予約方針を更新し、この変化で、旅行者に更なる負担となる可能性がある。
9月2日から、2027年1月1日以降に催行される航海の予約において、このクルーズ客船会社は、予約金の引き上げ、最終支払いの期限の繰り上げを含む、厳格な予約規則を導入する。
「2027年以降に出発する航海の新たな予約から、弊社は、120日間最終支払いを実施し、解約料日程を改訂いたしました。」とこのクルーズ客船会社は声明において述べた。(後略)(NJ.com: Aug. 09, 2026, 8:01 a.m.)
ニューヨーク港で船が転覆して運航者逮捕、赤ん坊1人を含む2人死亡、怪我人12人(米国)
ニューヨーク港で転覆して生後5か月の赤ん坊と27歳の女性が死亡し、他に12人の救助を進めている船の運航者は、無謀な危険という複数の告発により逮捕された、と当局者は日曜日に話した。
この船の運航者は、マンハッタンの46歳、Manuel Hernandezであると判明しているが、New York Police Department(=ニューヨーク市警本部)(NYPD)によると、無謀な危険の13個の訴因により逮捕された。
Hernandezは、NYPD(=ニューヨーク市警本部)によると、Statue of Liberty(=自由の女神)近くで船が転覆して約4時間後の日曜日の2:30 a.m. ET(=東部標準時午前2時30分)頃に逮捕された。
Coast Guard(=沿岸警備隊)は声明文において、事故当時において同船が「illegal charter operation(=違法な傭船運航)」として使用されていたのか否か、捜査しているところだと述べた。
NYPDは、この事故で死亡した犠牲者は、Sara Sanchez(27)と5か月のAntonella Garciaであることを確認した。NYPDによると、2人はニューヨークのクィーンズの同一住所を共有している。沿岸警備隊は、「a mother and child(=母子)」として、声明文で2人に言及していた。この捜査の知識のある消息筋は、ABC Newsに対して、この犠牲者は、母親と娘だと話した。
初期救助に引き続き、同船の運航者は、無謀な危険容疑で、NYPDにより逮捕された。
「沿岸警備隊は、Coast Guard Investigative Service(=沿岸警備隊捜査局)(CGIS)やNYPDと連携して、転覆により死者の出た船の状況と原因を活発に海難捜査を実施中である。」と声明文において沿岸警備隊は述べた。
この船は、沿岸警備隊が言うには、長さ22フィートのBayliner(=ベイライナー、同名企業が建造するプレジャー・ボート)であり、ニューヨーク港のLiberty Island(=リバティー島)付近で土曜日の午後10時頃、転覆し、NYPDによると、大規模な捜索活動が進められているという。
NYPDの潜水夫とNew York Fire Department(=ニューヨーク消防局)の第一対応者は、2隻の沿岸警備隊の艦船とNYPDのヘリコプター1機と共に、沿岸警備隊によると、「persons in the water(=人が海に落ちた)」という通報に対処したという。
2人は身元不明の女性と生後5か月の女の子で、NYU Language Health Brooklyn(注、LanguageはLangoneの誤り、「ニューヨーク大学ランゴン・ヘルス・ブルックリン」という大学附属病院)に搬送され、そこでその後、死亡が宣告された、とNYPDは話した。
12人が救助され、軽傷の治療のため複数の地域病院に搬送された、とFDNY(=ニューヨーク消防局)は話した。
NYPDと沿岸警備隊捜査局は、沿岸警備隊によると、死亡事故の状況と原因の確定を行うために、海難事故の捜査を実施しているという。(ABC News: August 10, 2026, 5:57 AM)
クルーズ客、今や人気の夏の休暇場所を訪れるには2倍支払わなければならない(メキシコ・米国)
彼らは7つの料金を航海しているのか?
メキシコ行きのクルーズ客は、銭を節約を始めた方が良い。というのは、我が国の南方の隣国の最も人気の場所を訪問するには、間もなく2倍も費やさなければならないことになるからだ。
「旅行に関連するあらゆるものの税金や料金がどんどん上がっていて、消費者は打撃を受け続けています。」と旅行サイトのThe Points Guyのmanaging editor(=編集長)のClint Hendersonは、Fox News Digitalに話した。
第一段階の1つは、メキシコの多面的税計画の一環として8月1日にお目見えしたもので、その必然的な結果として、人気のクルーズ中心地で上陸した外国人クルーズ客の1人当たりの入国料金を、5ドルから10ドルに引き上げることになるのだ。これらの人気の場所には、カボ・サン・ルーカス、プエルト・バリャルタ、コスメル、そしてコスタ・マヤが含まれている。
これは、世界航海に既に多額の投資をしてきた誰かさんにとっては、取るに取らないことに思えるかもしれないが、Hendersonは、この「frustrating(=苛立たしい)」値上げは、氷山の一角だと警告する。
10ドルの料金は、メキシコの多方面計画の一環としての今後2年間に亘って本格展開される数件の増額の1つなのだ。2027年7月1日、課税が乗客1人当たり15ドルに引き上げられる予定で、2028年8月1日からは、21ドルに引き上げられる予定だ。
「こうした税金や料金の加算が始まることから、間違いなくメキシコは、金がかかることになります。」とHendersonは語り、こうした料金の引き上げで、メキシコ行きのクルーズの需要が削がれることになるのではないかと思っている。
1つの銀色に輝く裏地(注、「唯一の希望の兆し」の意)は、この金額が、我々の南の隣人が元々計画していたものよりは、ずっと少ない額だということだ。
2024年12月、メキシコは42ドルに戻したが、この料金を少しづつ削り、前述の5ドルにしたのだった。これは、クルーズ業界からの反対を受けて、2025年7月1日に公表された。
しかしこの執行停止は、娯楽の人件費から食料までのあらゆるものの価格が、冥王星に行くように思えるほどになっている業界においては、殆ど慰めにもならなかった。
7月、マレーシアに本拠を置くStarDream Cruisesは、3月20日以降に予約したアジア航海に、毎日燃油割増金を課すと述べて、他のクルーズ客船会社も続くのではないかとの懸念が炸裂した。
この料金は、旅程によって1日当たり26ドルまで、タイム・レコーダーの出勤簿のように課すというものだが、イラン紛争のために石油価格が、上昇するロケットのように急騰している中で発表されたものだ。
残念ながら、外洋でさえも、雪だるま式に増えるサービス料金からは安全ではない。Celebrity Cruisesの乗客は、同社が警告なく全ての旅客室の区分で、1人当たり1.50ドルまで毎日の謝礼を引き上げたのを受けて、それを押し返している。
この動きで、客の中には、サービス料の支払いを撤回すると脅し、代わりに土産物店の乗組員に現金でチップを渡したりしていた。(New York Post: Published Aug. 11, 2026, 1:02 p.m. ET)
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