2019年8月

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2019年8月の海外旅客船情報

船で行く日本旅行も、激しいボイコットで大打撃(韓国・日本)

日本の報復輸出制限に反対する南朝鮮(注、韓国)の消費者の反日感情の高まりは、国内航空会社による一連の日本行の便が休止になったことに加え、日本への船旅に対するもう1つの打撃となっている。

木曜日、運輸業界筋によると、国内のフェリー運航事業者のHanil Express Co.(注、韓日高速海運)は、日本商標に対する消費者のボイコット(注、不買運動)の最中、需要の急落と予約の取り消しと背景に、7月8日から9月30日まで、釜山(=プサン)から対馬に向かう便を運休するという。

Tsushima High Speed Ferry Co.も、先週、低調な予約と船舶保守作業のために、7月26日から8月31日まで、釜山と対馬間のフェリー運航を休止したと発表した。

対馬は、朝鮮(注、韓国)の港町である釜山の沖、約60キロメートルのところにあるが、釣りを愛好し、免税店での買い物を求める朝鮮(注、韓国)人の中では、人気の観光地の1つとなっている。しかし、日本政府の朝鮮(注、韓国)に対するハイテク素材の輸出規制を巡るソウル(注、韓国政府)と東京(注、日本政府)との間の緊張が高まる中、朝鮮(注、韓国)の消費者は、同国への旅行に反対するボイコット運動に自発的に参加している。

7月4日以来、日本は、安全保障の理由を引き合いに出して、チップやディスプレイの製造に使われる3つの鍵を握る素材の朝鮮(注、韓国)への輸出を強化した。しかし朝鮮(注、韓国)政府は、日本は、朝鮮(注、韓国)の裁判所が、最近、日本企業に対し、戦時強制労働者に対する賠償を命じる判決を出したことに対する報復のための政策を取ったものだと強く考えている。日本は、科学技術素材についての特恵的なファースト・トラック手続きがなされる所謂「white list(=優良な)」諸国から、南朝鮮(注、韓国)を除外すると警告していた。

Busan Port Authority(=釜山港湾局)によると、Busan International Passenger Terminal(=釜山国際旅客ターミナル)で、日本に行き交う乗客数は、7月1日から21日までの間に、昨年の同時期との比較で、28.9パーセント落ち込んで、47,093人になったという。

この激しい反日感情は、フル・サービス・キャリアーと格安航空の双方の朝鮮(注、韓国)の航空会社にも、日本に向かう便の縮小を招いている。消費者のボイコットは、ビールや化粧品、自動車の果てまで全ての日本商標の製品に反対するものとなっている。(Pulse: 2019.08.01 14:02:01)

Michael GohがDream Cruisesの新社長に指名(中国)

8月1日、Michael Gohが、Dream Cruisesの新社長になると発表された。これはGenting Hong Kongの幹部にとっては大抜擢であり、Genting Cruise Linesの国際販売の長も務めることになる。報道によると、GohはGenting Cruise LinesのPresident(=社長)として勤めていたシンガポールに留まるという。

Gohは、Genting Hong Kongに20年前にやって来て、同社内の最も重要な幹部の地位の何がしかに就いてきた。これには、Crystal Cruisesのアジア販売・市場調査の長の他、Dream Cruisesの国際販売のsenior vice president(=上級部長)も含まれている。アジア中のホスピタリティー産業で、30年以上の経験を有しており、この新しい地位を務める資格を明らかに有している。休暇を考える際に、洋上カジノを観光客の心の最上位に維持させることが、今や彼には期待されている。(中略)

Dream Cruisesは、現在、香港、広州(=クワンチョウ)、シンガポールを母港にしている2隻の「Dream Class(=Dream級)」の船を含む印象的なクルーズ船隊を保有している。同様に、台湾にも追加配船している。2019年初めに、同社は、オーストラリアとニュー・ジーランドに向かう船を使って、アジア外で最初のクルーズを開始した。Explorer Dreamは、中国から、日本、香港、ロシア、そしてフィリピンに向かう便も提供することになる。(後略)(calvinayre.com: August 02, 2019)

Titanicの造船所、Harland and Wolffが管理下に(英国)

8月5日、ベルファスト発。Titanicを建造したベルファストの造船所、Harland and Wolffが月曜日、破産保護の形態として、管理下に置かれることになった、と同社広報担当者が話した。

「一連の取締役会が開催された結果、管財人が本日中に指名されることになりました。」と広報担当者は話した。(Reuters: August 5, 2019 / 7:46 PM / Updated 15 hours ago)

フィリピンのフェリー事故の死者数は31人に増える(フィリピン)

フィリピン中部の2つの州の沖で、3隻のフェリーが転覆した時化の海から、救助隊員らは多数の遺体を引き上げており、死者数は31人で、3人が未だに行方不明になっている。

土曜日に、中部のギマラス島とイロイロ州沖で、過酷な天候により船が転覆することになった時、発動機の付いた木造船(注、複数)には、合計で96人の乗客と船員が乗っていた。Coast Guard spokesman(=沿岸警備隊報道官)のArmand Baliloは、日曜日、死者は2隻のフェリーの乗客だと語った。

3隻目のフェリーには乗客は乗っておらず、イロイロ海峡で転覆したが、5人の船員は助かった、とBaliloは話した。他に62人の乗客と船員は、救助された。(中略)

この東南アジアの島国は、劣悪な海運安全記録を有しており、毎年、大勢の人々が、大抵は船に乗船して小さな島から他の島に移動する際に、海難事故で死んでいる。約20個の台風や嵐が、毎年、フィリピンを襲う。(Aljazeera: 5 Aug 2019)

電池のみで駆動する「排出ゼロ」船(日本)

東京発。長崎に本拠を置くOshima Shipbuilding Co Ltd(=大島造船所)は、完全バッテリー駆動式自動運航船を建造した。

この船は「e-Oshima」というもので、推進力の他、通信・航海・無線装置、照明器具、空調システム、その他、航海時に使用する全ての装置に電力を供給する蓄電池を使用する「zero-emission ship(=排出ゼロ船)」だ。

本船の推進システムは、GS Yuasa Corp(=ジーエス・ユアサ・コーポレーション)の大容量リチウム・イオン(Li-ion) 蓄電池を主要電源装置として使用しており、様々な方法でリチウム・イオン電池を保護する制御装置が含まれている。このシステムの公称電圧と定格出力は、それぞれ622V、590kWh(直列の14個のモジュールと並列の10個のモジュールが2つ、それぞれのモジュールは、12個のセルからなる)。

次世代IoT(注、物のインターネット)技術を採用することになり、衝突や立ち往生することを防止する自動回避航海が可能となる、自動舵取り装置が導入された。

本船の最大搭載人員は50人で、大型バス1台に乗用車4台を同時に積載することが可能。長さと重さ(注、総トン数(容積)の誤り)は、それぞれ35メートル、340トンだ。(Japan Today: Aug. 6 06:07 am JST)

Virgin Cruises、LGBTQ歓迎クルーズ船を開始へ、2020年就航予定(英国・米国)

クルーズ船の旅で疎外感を抱き、制限されていると思うlesbian, gay, bisexual, transgender and queer(=レズビアン、ゲイ、両性愛者、トランスジェンダー、同性愛者)(LGBTQ)の旅行者にとって、朗報がある。

億万長者のRichard Bransonによる新しいクルーズ客船会社のVirgin Voyagesが、来るべき船では、同性愛者歓迎で、その希望や感情に対応したものとなるのだ。

最新のクルーズ・ニュースによると、このクルーズ客船会社の旗艦であるScarlet Ladyは、2020年にマイアミからカリブ海の処女航海を行う予定だが、外洋に向かう初の同性愛者歓迎クルーズ船になるという。なぜ自身の事業を同性愛者歓迎のものにしたいのかという哲学を説明して、Bransonは語った。「事業は今やLGBTQの権利、とりわけ旅行業界では味方しているのです。というのは、多くのLGBTQ旅行者が、休暇中に差別を感じ、あるいは不快に感じているからです。」

またBransonは、これにより「customer bases are as diverse and inclusive as possible will help businesses thrive(=顧客基盤は多様なものとなり、できる限り包括的なものになることで、事業が繁栄することに役立つ)」ことになると考えている。(後略)(The International Business Times: 08/07/19 AT 1:01 AM)

Ponant、Paul Gauguin Cruises買収を計画(フランス・米国)

最高級フランス探検クルーズ客船会社のPonantは、名祖の南太平洋に本拠を置く船の運航事業者であるPaul Gauguin Cruisesを買収する計画だ。

Ponantは現在、9隻の船を保有しており、その最大のものは、132室の船室を擁する。Ponantは、2021年までに、船隊を14隻に成長させる計画だと話している。

Ponantは世界中で航海しており、これには極地地方も含まれている。Paul Gauguinは、フランス領ポリネシア、フィジー、その他の南太平洋の島々を巡る旅程で、乗客332人乗りの船1隻を運航している。

Ponantは、この買収に引き続いて、同社の現在の経営陣は維持されることになると話した。すなわち、ワシントン州ベルビューに本拠を置くPaul GauguinのCEO(=最高経営責任者)であるDiane Moore、ニューヨークに本拠を置くAmericas for PonantのCEO(=最高経営責任者)であるNavin Sawhneyは、そのままとなる。(後略)(Travel Weekly: Aug 08, 2019)

中国高官、クルーズの可能性を強調(中国)

People's Republic of China(=中華人民共和国)のPremier(=首相)、Li Keqiang(=李克強、注、リー・コーチアン)が最近、State Council Executive Meeting(=国務院常務会議)においてクルーズ産業の発展の支援を力説した。

この会合ではまた、文化交流と観光業の推進も、強調された。このため、Ministry of Culture and Tourism(=文化観光部)は、China Cruise & Yacht Industry Association (CCYIA) が中国の同業界を更に開発すべく、密接に作業しているところだ。

CCYIAのexecutive vice president and secretary general(=上級部長兼事務局長)のZheng Weihangは、クルーズ事業は調整期間に入ったと述べ、同市場が切符価格を持続可能なものに維持し得ることを希望していると付け加えた。成長を促進させるため、クルーズ商品の改善、旅程に南朝鮮(注、韓国)を復帰させること、追加の目的地開発を示唆した。(Cruise Industry News: August 09, 2019)

乗客がPrincess Cruiseの船から故意に船外に転落(中国)

Shineというサイトによると、45歳の中国人男性が、Carnivalが所有するPrincess Cruisesによって運航されているMajestic Princessというクルーズ船から、船外に飛び込んだという。

この男性が船外に転落した当時、この大型のRoyal級の船は、南朝鮮(注、韓国)の本土の南に位置する済州(=チェジュ)島から約60海里のところにいた。Princess Cruisesは、この客が、船内時間とされた中国時間午後7時48分頃、海に飛び込んだことを確認している。CCTV(=閉回路テレビ、注、監視カメラ)の映像を調べてみると、この男性が船外に飛び込んださまが見られた。

この妻が、夫が船外に転落したことを船員に伝え、手続きに従って同船は方向転換して、緊急に捜索を開始した。Majestic Princessは、2隻の救命艇という自らの資産を発進させ、近隣の船舶も、捜索を支援した。予想通り、Coast Guard(=沿岸警備隊、海上保安庁)も、南朝鮮(注、韓国)と日本から捜索活動に加わった。今、男性の家族にとっては大変な時であるに違いない。この困難な時にある彼らを気の毒に思う。

このPrincess のクルーズ船は、現在、中国の上海を本拠にしており、8月10日の土曜日の朝に、母港に帰港することになっている。本船は、中国市場向けに特化されて建造されたものであり、中国の香港からオーストラリアのシドニーに向け、8月31日に再配置クルーズに出発する。この船は殆ど1年中、ダウン・アンダー(注、オーストラリア・ニュージーランド)に本拠を置くことになる。

Majestic Princessは、中国語で盛世公主号 (Sheng Shi Gong Zhu Hao)とも命名されており、1室2名使用で、3,500人以上の顧客収容力を有する143,700総トンのクルーズ船。1,780室の船室がある。(Cruise Hive: Aug 9, 2019)

乗客専用フェリーがシアトルで運航再開(米国)

乗客専用フェリー(注、車両などを扱わない純客船のフェリー)が、8月12日月曜日に、シアトルのColman Dock(注、コールマン埠頭)から運航を再開した。

高速フェリーの運航は、先週、一時運休し、船員らはターミナルから南部に異動になった。月曜日から、徒歩客は、シアトル消防署近くの北側ではなくて、Colman Dockの南側で、King Countyという水上タクシーとキットサプの高速フェリーに乗せられることになる。

新ターミナルは、以前のようにPier 52(=52番埠頭)ではなくて、Pier 50(=50番埠頭)に位置する。この主要フェリー・ターミナルも改築中であり、2023年に竣工するものと見られている。

シアトルのフェリーの刷新については、こちら(注、リンク先省略)。(King5.com: 4:33 PM PDT August 11, 2019)

クルーズ客船会社、抗議者増から香港の進展状況を監視(中国)

現在、香港ではクルーズの寄港中止はないが、クルーズ客船会社は、進展中の政治状況を注意深く監視している。

週末、香港の警察は、この都市の鉄道駅の2か所で、催涙ガスと非致命的銃弾(注、ゴム弾)を発砲し、Hong Kong International Airport(=香港国際空港)は、今日、5,000人以上の抗議者が空港の公共空間に集まったことから、全便を欠航にした。こうした出来事は、中国政府による香港市民の自由が廃止される懸念を巡って、香港では5か月近く続いている抗議に引き続くものだ。

最も重要な秋・冬の香港クルーズ・シーズンは、まだ数か月先だが、今後数週間内に数隻の船が、この都市に寄港する予定になっている。これには、Royal CaribbeanのVoyager of the Seas(8月14日、21日、25日)、Princess CruisesのMajestic Princess(8月31日)、そしてViking CruisesのViking Orion(9月19日から21日)が含まれている。Royal CaribbeanのVoyager of the Seasは、金曜日の朝(8月9日)に予定通り、事故もなく、香港に戻って来た。

空港の到着ホールで、複数日の抗議活動が8月9日に始まり、今週これまでに、同様の抗議活動の余波で200便以上が運休となり、この都市中の輸送機関が停止している。

同じ日、中国政府は、香港に本拠を置く航空会社、Cathay Pacificに対し、この民主主義寄りの抗議活動を支援している疑いのある従業員の全員を、直ちに解雇するように要求した。Cathay Pacificは、インバウンド(注、「香港到着の」の意)旅行の予約が「significant fall-off(=著しく減少している)」と公然と述べた。

最近の抗議では、示威行為と、香港国際空港、公共バス、香港のMTR (Mass Transit Railway(=大量輸送鉄道))、Airport Express、Hong Kong-Macau Ferry Terminal(=香港・澳門フェリー・ターミナル)でのサービスの混乱が見られている。(後略)(Cruise Critic: August 12, 2019)

クルーズ船、Carnival Fantasy、連邦保健当局の検査で不合格(米国)

Carnival Cruise LineのFantasyというクルーズ船は、7月のU.S. Centers for Disease Control(=合衆国疾病対策予防センター)による検査で不合格になった。医療区画のシャワー・ホースからの被膜のあるプール用水・褐色水、綺麗なものと一緒になっていた不潔な食卓用食器類、そしてベーグルやパンの上に蠅が停まっていたことから、点数が低かった。

この7月の検査は、このクルーズ客船会社の歴史上最悪のもので、Fantasyは100点満点で77点で、CDC(=合衆国疾病対策予防センター)では、合格するには85点以上が必要とされており、同船の以前の1990年の78点よりも低いものだった。

先月、Carnivalの他の2隻の船は、CDCのVessel Sanitation Program(=船舶衛生プログラム)に合格しており、Inspirationという船は97点、Imaginationは94点だった。CDCは、United States Public Health Service(=合衆国公衆衛生局)、すなわちUSPHの外局だ。

「Fantasyの成績は、弊社の安定した水準を反映したものではなく、弊社のお客様の健康と安全性に献身的に関与しております。弊社では既に、修正措置を取っており、追加の職員を追加して、可能な限り早く再検査するよう、USPHに要請しており、USPHの水準を超えることを期待しております。」と同社の広報担当者は電子メールで述べた。

クルーズ船は、年に2回の抜き打ち検査を受けるものとされており、Royal Caribbean Cruise LineのMajesty of the Seasも、82点の点数で、先月、不合格になっている。

「弊社では、Vessel Sanitation Programを支持しております。弊社船上チームが、弊社のお客様のために高い健康水準を提供するよう集中しており、常に100%の点数を目指しております。」とRoyal Caribbeanの広報担当者は電子メールを送って来た。

6月、世界最大のクルーズ客船会社のCarnival Corp.は、2000万ドルの連邦罰金刑を支払うことで合意した。というのは、ここの船は、海洋を汚染することを止めるよう求める以前の有罪判決にも拘わらず、大洋を汚染し続けていたためだった。(CBS NEWS: Updated on: August 12, 2019 / 3:32 PM)

ロシアのニジニ・ノボゴロド地方で、船火事の事実について調査開始(ロシア)

Volga Transport Prosecutor’s Office(注、「ボルガ運輸検察庁」の意)は、ニジニ・ノボゴロド地方であった3層甲板発動機船のSvyataya Rusでの火災の事実について調査を開始した、とONAはTellereportを引用して報道する。

「deputy Volga transport prosecutor(=ボルガ運輸次席検事)と調査班は、現場に向かった。法律の要求事項が実施されていることの証明は、裁判事件において開始している。」と声明文は述べていた。監査結果に基づいて、検察庁は、検察官の対応措置に関する決定の他、本船の損害額を評価することになる。

これまでにFANは、修理中のこの「Holy Russia(=聖なるロシア)」という船で発生した450平方メートルの火災を報じていた。火災当時、船には誰も乗っていなかった。またこの火災は、困難等級を引き上げ、第2等級に割り当てられたことが特定されている。(ONA: 13 August 2019)

Princess Cruisesの乗客が船外に飛び降り死亡、報道によると捜査官は殺害を解明しようとしているという(台湾)

Princess Cruisesの乗客が、Sun Princessというクルーズ船の甲板の11層から金曜日に転落して死亡した、と台湾の通信社CNAが最初に報じた。

Princess Cruisesの代表者はBusiness Insiderに対し、この乗客は同船から転落したのではなくて、飛び降りたと語った。「CCTV(=閉回路テレビ、監視カメラ)によると、当時1人だったこのお客様が、11甲板の手摺によじ登り、故意に船外に転落したことを確認しました。」とこの代表者は語った。

Taiwan Coast Guard(=台湾沿岸警備隊)は、犯罪行為がこの乗客の死の一因になっていないかどうかを判断しようとしていると伝えられている。同隊はCNNに対して、本件は未だに捜査中であると話した。CNNの記事は、木曜日の朝に最後に更新されている。台湾沿岸警備隊から論評を得ることはできなかった。

Princess Cruisesの代表者によると、この乗客は41歳の台湾人女性で、現地時間の金曜日の朝に行方不明になったのが最初に分かったという。遺体が発見され、同船の医療職員によって死亡が宣言された。

このクルーズは、台湾の基隆(=キールン)を出発して、日本の沖縄に向かうものだった。(Business Insider: Aug. 15, 2019, 11:07 AM)

男性がRoyal Caribbeanのクルーズ船から船外に転落。次に起きたことは普通ではなかった(米国)

オーストラリア人乗客が、Royal Caribbean Cruise LineのSymphony of the Seasから船外に転落して死亡した。

このマイアミに本拠を置くクルーズ会社は、水曜日にこの男性が、乗客6,680人乗りの船が、米領バージン諸島のセント・トーマス島に向かっていた際に、船外に転落したことを確認した。同船はPortMiami(注、マイアミ港)発で、東カリブ海を7日間クルーズしている最中だった。

船内の救助隊員が遺体を収容したが、これは極めて異例の出来事だった。U.S. Coast Guard (=合衆国沿岸警備隊)は、この死については捜査しないと話した。というのは、この船はバハマに登録されたもので、犠牲者は合衆国市民ではなく、事件は公海上で発生したものだったからだ。

2000年以来、船外転落事故を追跡してきたMemorial University of Newfoundland(=ニューファンドランド記念大学)のprofessor(=教授)、Ross Kleinが纏めた資料を、Miami Herald紙が分析したところ、2018年、23人がクルーズ船で船外に転落し、僅か4人しか見つからなかったという。3人は生きて見つかったが、1人は死亡しているのが見つかった。

先月、37歳のCarnival Cruise Lineの船員(注、男性)が、同船に乗船していた人によると、船の救命艇で作業中に、キューバ近くで船外に転落したという。遺体は決して見つからなかった。

「オーストラリア人の成年男性が船外に転落したという第一報を受け、弊社船は直ちに方向転換し、救命艇を出し、本格的な捜索を行いました。」とRoyal Caribbeanは声明文において述べた。「弊社は当局者と緊密に作業をしており、その捜査を支援し続けます。」「(水曜日)セント・トーマス島に向かう途中のSymphony of the Seasで発生したこの悲劇的な出来事で、深く悲しんでおります。弊社の想いはご遺族と共にあり、弊社介護班が、この困難な時に支援をしているところです。」

男性の遺体は、土曜日にマイアミに戻って来るまで、船に留め置かれることになる、とVirgin Islands Consortium紙は報じた。(Bradenton Herald: August 15, 2019 11:09 AM, Updated August 16, 2019 02:58 PM)

MBTAフェリーがボストン港で座礁、4人怪我と報告(米国)

ボストン発。ハルとボストン間を走っているフェリーが、金曜日の朝、座礁し、複数の怪我人が出た。

MBTAフェリーのThe Lightningは、スポーツ・フィッシング船によって「cut off(=横から割り込まれた)」後、ロング・アイランド近くで座礁した、と広報担当者のJoe Pesaturoは話した。

U.S. Coast Guard(=合衆国沿岸警備隊)は、同船には84人が乗船しており、4人が負傷したと報告されていると話した。複数の沿岸警備隊の艦船が、この座礁事故に対応したのが、写真で判る。「喫水線の上の船体に、報告された亀裂があります。」と沿岸警備隊当局者は話した。他のフェリーは、乗客を陸上に運ぶために使用されていた。

乗客によってツィートされた写真と動画によると、人々は救命胴衣を着ており、乗客の中には、他船に移されている者もいるのが写っていた。(WCVB Boston: 9:32 AM EDT Aug 16, 2019)

ベバリーの造船遺産が新しい映画に登場(英国)

60年以上に亘り、1,300隻の船を製造してきた元造船業者の物語が、新しい映画で語られることになる。

イースト・ヨークシャーのベバリーのCook, Welton & Gemmellは、1901年から1963年まで、ハル川の造船所で操業していた。この場所では、曳船や掃海艇の他、Arctic CorsairやViolaのような歴史的なトロール漁船を建造した。

project coordinator(=プロジェクト・コーディネーター、注、計画調整者)のSam Bartleは、次のように語った。「これはベバリーの産業遺産と、その世界的な影響の祝祭なのです。」

Arctic Corsairは、ハルに最後に残っているsidewinder trawler(注、トロール漁船)だが、最近、新たな海事観光施設になるに先立ち、修理のために20年間停泊していた停泊地から移動した。

またCook, Welton & Gemmell製の船であるThe Violaは、母港のハルから7,750マイル(12,500キロメートル)離れたサウス・ジョージア島で、錆付き、立ち往生している。イースト・ヨークシャーに帰還できることを待ち望んでいる。

市場の町であるベバリーは、ハルから9マイル(15キロメートル)以上、川上にあるが、このGrovehill造船所から世界に向かった遠洋船を建造した会社が見える。同社は、ハルと、とりわけグリムズビーの地元水産業に供給してきたところで、他の英国の港湾や世界的にトロール漁船も提供してきた。

The Trawling Through Time: The Story Of Cook, Welton & Gemmell, Shipbuildersは、同社の保存記録を調べた約40人のボランティアを含む、宝くじによって設立された会社の企画だ。この映画の初公開は、8月16日にベバリーのParkway Cinema(注、映画館)で行われるが、売り切れになっている。(BBC News: 16 August 2019)

ロシアがノルウェーのHurtigrutenのクルーズ船が北極海域に入ることを禁じる(ロシア・ノルウェー)

ノルウェーのクルーズ会社が、航海の僅か2週間前に、北極圏のロシア海域に入ることを拒否された。Hurtigrutenの探検船、MS Spitsbergenは、ノルウェー北部のトロムセからフランツ・ヨシフ諸島(注、ゼムリャ・フランツァ・ヨシファ)というロシア軍だけが居住しているロシアの離島を経由してムルマンスクに行く航海を行うことになっていた。しかし今や、1人当たり少なくとも6,200ドルを支払った250人の乗客は、失望に直面している。

ノルウェーの報道機関であるKlassekampenは、Hurtigrutenは1本目の出発がちょうど2週間前だった、2本のクルーズの航海免許が拒否されたと報じて、この話題を明らかにした。

Hurtigrutenの最も知られているノルウェー沿岸を行く12日間航海は、長年に亘りロシア当局者と提携して、この旅行を計画してきた。この以前の良好な話し合いのため、Hurtigrutenのcommunications director(=連絡監督)のAnne Marit Bjornflatenは、この決定を「very surprising(=大変な驚きだ)」と呼んだ。

2009年に建造され、2016年に全面改装したMS Spitsbergenは、Arctic Codeの要請に適合しており、技術的展望から北極海域での航海が許可されている。しかしBjornflatenは、同時にこの地域では、ロシア軍が演習を予定しているとの連絡を受けていると話した。

航海免許の予期せぬ拒否は、バレンツ海の近くにロシアが軍事基地を建設し、ノルウェー沿岸で大規模な軍事演習を実施していることから出てきたものだ。The Barents Observer紙は、水上艦、潜水艦、そして支援艦を含む30隻のロシア海軍の艦船が、先週、この演習に参加したと報じた。ノルウェーのchief of defence(=防衛長官)は、ロシアは、北大西洋でNATO(=ネイトウ、注、北大西洋条約機構)が作戦することを阻止できることを示したがっていると話した。

Hurtigrutenの驚きにもかかわらず、Norwegian Institute of International Affairs(=ノルウェー国際問題研究所)のspokesperson(=広報担当者)は、この決定は、バレンツ海地域が、戦略的に重要な地域になってきたことから、広範な文脈において見られるに違いないと語った。「北極地域においては協調してきましたが、過去5年間に、明らかに変化してきました。この地域は今や、軍事戦略的重要性がずっと増したものとして見られています。」とsenior researcher(=上級研究員)のJulie Wilhelmsenは、NRKに話した。Julie Wilhelmsenは、Hurtigrutenの船は、単なる民間船ではなくて、機密情報収集のような軍事目的のために利用される可能性がある船としてロシアから見られることになる、と付け加えた。

Hurtigrutenでは、補償を提供するため、2本のクルーズの切符を予約した全ての顧客と連絡を取っているところだ。(Forbes: Aug 17, 2019, 02:12pm)

JR東日本は羽田と東京都心を結ぶフェリー航路の開業を狙う(日本)

East Japan Railway Co.(=東日本旅客鉄道株式会社)は、海外の観光客を惹きつけ、災害時に追加の輸送経路を確保すべく、羽田空港と東京の都心を結ぶフェリー便を開業することを研究している、と同社筋は話した。

正式にはTokyo International Airport(=東京国際空港)として知られている羽田と、この首都にある主要駅とを結ぶ鉄道路線の計画と共に、同社は、来年運行開始の可能性がある新しいフェリー便を使って、大幅に交通の便を改善することを狙っている、と同筋は金曜日に話した。

ニューヨークのブルックリン区のフェリー便を手本にして、JR East(=JR東日本)としても知られているこの鉄道会社は、浜松町駅の近くにある竹芝地区を新しい航路の終点駅とすることにより、浅草や日本橋のような人気の観光を結ぶ計画を立てている。同社は、来年のTokyo Olympics and Paralympics(=東京オリンピック及びパラリンピック)に先立って、他の航路よりも早く、観光地を結ぶ航路を開業する計画をしている。

港区の竹芝地区は、JR Eastによって実施されている大規模な再開発計画の中心にある。この2020年に竣工予定の事業の下では、この地区には新しいホテル、劇場、事務所、その他の施設が入居することになっている。JR Eastは、この都市の観光船運航事業者と提携して、海岸近くの無数の河川や水路を運航するのに十分に小型の船舶を運航する計画だ、と同筋は話した。乗客は、混雑を回避して、景観を楽しむことができることになる。一方、埠頭のような社会基盤費用は、低廉になるものと見られている。

昨年の1月から11月まで、JR Eastは、竹芝地区から出発するフェリーの試験運行を行った。乗客は違った角度でこの都市を見、思ったよりも便利だったと話しており、同社は好意的な反応を受け取っている。

この首都で大地震が発生した際には、JR Eastは、道路が通行不能となって、鉄道運行が一時停止した場合でも、怪我人や救援物資の輸送に、この海路を利用することが可能となる、と同筋は話した。

この再発地域は「Waters Takeshiba(=ウォーターズ竹芝)」とも言われるが、JR Eastは、Tokyo Olympics(=東京オリンピック大会)に間に合わせて、4月に部分開業する計画だ。この地域は、Shiki Theatre Company(=四季株式会社、注、劇団四季)の新しい公演開催地も呼び物とすることになる。(The Japan Times: Aug 17, 2019)

初のフィリピン製RoRo船、進水(フィリピン)

マニラ発。初のフィリピン製ロール・オン、ロール・オフ(RoRo)船が、土曜日、首都のNorth Harbor(=ノース・ハーバー、注、北港の意)で進水し、地元造船業高騰の可能性を提供した。

この468席のM/V Isla Simaraという旅客船は、Shogun Ships Corp. Inc.とJosefa Slipways Incが思いついた長さ12メートルの車両ランプ(注、傾斜路)を有している。フィリピンで最初のRoRo船であり、会社の本店でリアル・タイムで監視することが可能な、現代的なAutomation and Control System(=自動制御システム)を備えている。

M/V Isla Simaraは、Marine Evacuation System(=海洋避難システム)を有する初の地元RoRo船でもある。これは、航空機の脱出用シュートに似た救命装置であり、乗客は濡れることなく、救命艇に直接滑り込むことが可能だ。この船は、マトノグからノーザン・サマル州のアレン・タウンに、来週、初の商業旅行に出る見込み。

「これは、フィリピンの地元造船業を急騰させることになるでしょう。」とPhilippine Register of Shipping(=フィリピン船級協会)のpresident(=会長)であるThadedeus Jovelanosは語った。「我々が、より良いものを作れることを示すものです。というのは、我々は学び続けているからです。」と付け加えた。

M/V Isla Simaraは、地元建造船舶の質を改善するためのShogun Shipsの第一歩の一環だ、と同社のpresident(=社長)、Vicente Corderoは話した。

「この事業によって、弊社が他の船主や造船業者を鼓舞し、将来、この種の船を造ることになるのを希望しています。」と話した。(ABS-CBN News: Posted at Aug 18 2019 09:50 AM)

Harland and Wolffの労働者、造船所の将来を巡って「楽観的」(英国)

Harland and Wolffの造船所労働者は、自分たちの雇用が守られることに期待を持つようになってきたと話した。

月曜日、ある造船所労働者は、従業員の間にある気分を「buoyant(=明るい)」と描写した。この造船所で33年間働いているPaul Beattieは、次のように話した。「我々はとてもとても楽観的です。」「Harland and Wolff(を買収することに)大変に関心を持っている人々がいるのです。」

ここの事業は、Titanicを建造したことで最もよく知られているが、今月これまでに、管理下に置かれ、会計事務所のBDOが、この手続きを監督している。この動きでは、120人の雇用が危機に瀕している。

広報担当者は話した。「継続企業としてこの事業を売却することで、当事者との間で前向きな議論をしております。」「こうした議論が信頼できる提案に繋がるかもしれないことが期待されております。」(中略)

労働者らは、造船所の正面で、24時間抗議を続けている。(BBC News: 19 August 2019)

南朝鮮の観光客、盆休み中、福岡への運航拒否(日本・韓国)

福岡発。台風と南朝鮮(注、韓国)との緊張関係で、8月9日から18日までの盆休み中に、福岡と釜山(=プサン)間の鉄道・フェリーの便の乗客数が急落した。

福岡に本拠を置くKyushu Railway Co. (JR Kyushu)(=九州旅客鉄道株式会社、JR九州)は、1年前の同時期との比較で、在来線の特急列車の乗客数は6パーセント減少したと話した。これは先週、西日本を襲ったTyphoon No. 10(=台風10号)と、両国間で引き続いている緊張によって悪影響を及ぼしている顕著な状況によるものだとしている。

福岡と釜山(=プサン)間の高速フェリー便の需要は、2018年の同時期との比較で、日本人客は33パーセント、朝鮮人(注、韓国人)利用者は70パーセント減少している。運航事業者のJR Kyushu Jet Ferry Inc.(=JR九州高速船)は、利用者数の減少は、スポーツ行事や修学旅行の旅行団体の予約が取り消されたためでもあると話した。

「弊社は、南朝鮮(注、韓国)の9月の盆休みになるまでには、旅行者が戻って来ることを希望しております。」と同社の幹部は話した。「長年、南朝鮮(注、韓国)と行き来するフェリー旅行は、今まで、予約で満員でしたが、今年はまだ空きがあります。」

JR Kyushuは、乗客数は、台風のために8月15日に62本の列車が運休した日豊本線で、5パーセント減少したと話した。長崎本線では6パーセント減少した。

関連したように見える動きでは、北九州市役所は8月19日に、南朝鮮(注、韓国)の仁川(=インチョン)との姉妹都市提携を記念する10月の行事を中止すると発表した。この中止は、一連の日本人と南朝鮮人(注、韓国人)との間で予定されていた交流の最新のもの。北九州の幹部は、ここ何年かの間、仁川であった毎年恒例の行事には、いつも招待されてきた。しかし仁川市役所に、予想される招待について問い合わせると、「review of the plan(=計画の見直し)」により、今年は招待しないと連絡を受けた。

同様の展開では、南朝鮮(注、韓国)の金海(=キメ)の大学生と、北九州の会社5社の幹部らとの交流事業が中止になっている。(THE ASAHI SHIMBUN: August 20, 2019 at 17:00 JST)

クルーズ:世界最長の洋上競技場のあるNorwegian Cruise Lineの新船お目見え(ドイツ・米国)

クルーズ船休暇は、Norwegian Cruise Lineの最新船、Norwegian Encoreの乗客向けに、新たな記録を破ることになる。この長さ1,100フォートの船は、工事の最終段階にあるが、初めて姿を見せた。この白い定期船は、船体全体に、人目を惹く複数の色を使った渦巻を呼び物としており、これは、たとえ洋上であっても見逃すことのできないものだ。この輝く白い塗装は、陽光の中で輝き、船室や甲板は、広大な展望区画やプラットフォームを誇っている。Norwegianは、この船が約170,000総トンであり、乗客収容力が3,998人であることを確認した。

現在、ドイツのMeyer Werftの船舶建造船台で作業しているところで、11月下旬に、カリブ海のより異国風の地域に出航することになる。11月24日から、カリブ海に7日間航海を催行し、特に、冬の陽光を求める英国人に応じることになる。(後略)(Express: 10:48, Tue, Aug 20, 2019)

横浜、カジノ競争に参入へ(日本)

日本では、Yokohama Mayor(=横浜市長)のFumiko Hayashi(=林文子)が、47ヘクタールのYamashita Pier(=山下埠頭)で、この都市が主要都市IR(=統合型リゾート)の主催者を求めることになると発表することになっている(注、8月22日に発表した)。

2017年1月以来、Hayashi(=林)は、この問題に関しては「blank slate(=白紙状態)」であると公言してきており、先月、今年の暮れまでに予想されるこの新産業を導く、より詳細な規則を中央政府が公布するまでは、いかなる決定も待たなければならないと述べただけだった。

同市は、この政策を管理する市当局の拡大チームを設立することを含む、IR関連の経費のため、9月に2億6000万円(約250万米ドル)の追加予算を求めるものと見られている。

横浜の競争参入は、競技場を揺るがし、地方自治体に与えられる僅かに1つの免許のために、お互いに戦うものになるものと思われる苫小牧、和歌山、そして佐世保のような候補地にとっては、大変に悪い知らせとなることになる。

他方、林のIR免許に向けた公開活動は、神奈川県の反カジノ勢力からの猛烈な反発を受けることは、かなり確実だ。そしてYokohama Harbor Transport Association(=横浜港運協会)chairman(=会長)のYukio Fujiki(=藤木幸夫)の反対に、どうやって打ち勝つのか不透明だ。

少なくとも、6社のIRの主要な経営者が、横浜と提携すべく入札するものと見られている。すなわち、Caesars、Galaxy、Genting、Melco、Sega Sammy、そしてWynn Resortsだ。またLas Vegas Sandsが、大阪だけに特化している最近の傾倒ぶりから撤回することになる可能性もある(注、8月22日に撤回を表明した)。「Osaka first(=大阪第一)」方針に深く根差していることを考慮すると、MGMが同じことをすることは、全くありそうもないように思われる。(InterGame: August 20, 2019)

更に多くの朝鮮人旅行者が日本をボイコット(韓国・日本)

日本を訪問する朝鮮人(注、韓国人)観光客数が、東京(注、日本政府)が朝鮮(注、韓国)へのハイテク素材の輸出に対して貿易制限を課すと発表したのを受けて、7月に7パーセント以上も減少した。

Japan National Tourism Organization(=国際観光振興機構、注、日本政府観光局)は水曜日、先月、561,700人の朝鮮人(注、韓国人)が日本を訪問し、昨年同時期よりも、7.6パーセント減少したと述べた。今年最初の7か月間の朝鮮人(注、韓国人)訪問者数は、前年比で4.3パーセントの減少だったので、減少は加速している。

先月、合わせて299万人の外国人が日本を訪問し、前年比で5.6パーセント増だった。最も多くを占めているのは、106万人の中国人で、19.5パーセント増で、減少を補っている。

旅行業界の消息筋の1人は、次のように話した。「日本への朝鮮人(注、韓国人)訪問者数の減少は、1桁台の減少に過ぎないように見えますが、これは多くの人々が予約を取り消すのに遅過ぎたからであって、8月には、減少は更に急こう配になるでしょう。」(The Chosunilbo: August 22, 2019 12:12)

高齢男性、クルーズ船で行方不明、息子は死亡したと考えることを拒否(シンガポール)

初めてクルーズにやって来た退職電気技師の家族は、男性が東南アジアを巡る旅で乗船した船から行方不明になった後、答えを探している。

Goh Hai Peng(74)は、8月4日にシンガポールでクルーズ船、Genting Dreamに乗船して、4日間の船旅を心待ちにしていた。これは、マレーシアのペナン島やランカイ島に向かうものだった。ところがこの船がシンガポールに戻ってきた時、船員はGohが船に乗っていないことに気が付いたのだった。所持品は、バルコニーから外が見える自室内にあった。

The Straits Times紙によると、息子のAdrian Gohは、中国紙のLianhe Wanbaoに、最後に監視カメラの映像に映っていた父親は、この旅行の最初の晩の午後7時頃に、船室に入る様子だったと話したという。Gohは、この監視カメラの映像には、翌日の午前3時頃に海中に連絡する姿が写っていたとも話した。飲酒や賭博で問題を抱えていたわけではなく、健康だったと言って、自分の父親の失踪については、思い当たるふしがなかった。

「父は、母と旅行に出かけるつもりでしたが、母は孫の面倒を見なければならなくなったのです。それで父は、勝手に出かけたのです。」と話した。「父が馬鹿げたことをしたとは思えないのです。」

捜索や救助活動について連絡を受けておらず、あるいは監視映像に接近することもできなかったことから、家族は動転している。

「私たちの知っていることは、父はまだ生きていて、マラッカ海峡のどこかで漂流している可能性があるということですが、まるで死んでしまったようにも思えます。」と話した。(中略)

Quartzは、2000年以来、284人がクルーズ船から転落しており、他に41人が大型フェリーから転落しており、1か月に平均約1.5人が転落していると報じた。

8月にも男性が、中国を母港とするMajestic Princessから故意に飛び降りている。別の事故では、台湾人女性が、これまたアジアを本拠にているIsland Princessから、明らかに転落して死亡したとCruise Hiveは報じている。(Newsweek: 8/22/19 at 3:38 AM EDT)

スコットランドからオランダに行くフェリー航路計画(英国・オランダ)

あるスコットランドの海運会社が、ロサイスとオランダを結ぶ毎日運航のフェリー便を開始する計画を立てている。

運航は、ウェストミンスター政府(注、英国政府)が予定しているBrexit(=ブレグジット、注、英国によるEU離脱)の頃に始まる。これにより、南部の方で横断に遅延が生じたならば、貨物にとっては不可欠な連結航路となり得るものだ。

このフェリー便は、ファイフ港と、ドイツとの国境に近いオランダの遥か北にあるエームスハーヴェンにあるGroningen Seaport(=フローニンゲン海港)との間を走ることになる。

この運航のニュースは、オランダのニュース・サービスのRTV Noordが最初に報じ、TEC Offshoreのdirector(=取締役)のDavid Kellasによって確認された。彼は、パースシャーに本拠を置く会社が、既にオフショア活動の広範なポートフォリオ(注、品ぞろえ)を有していると説明した。これには、掘削船、ダイブ・ボート(注、潜水夫を潜水地点に運ぶ船)、浮体式生産貯蔵積出設備、海上工事作業員向けの浮体式宿泊設備などが含まれている。

BBC Scotlandに次のように語った。「エームスハーヴェンは、人々が認めて褒める以上に中心的な港なのです。」

しかしながら、通常は旅客サービスには使用されていないところであり、その手配については、未だに議論がなされている。この運航では、2隻の船が傭船されることになり、いずれも2,000人の乗客を乗せるものだ。(後略)(BBC News: 22 August 2019)

ロシア、浮体式原子力発電所を進水:環境保護運動家は「氷上のチェルノブイリ」を警告(ロシア)

環境保護運動家が「Chernobyl on ice(=氷上のチェルノブイリ)となる可能性があると呼んでいるロシアの浮体式原子力発電所が、北極圏を横断する3,000マイルの旅に、金曜日、出航した。

Akademik Lomonosovは、BBC(=英国放送協会)によると、ムルマンスク港を出発して、ペベクに向かっているが、高放射能燃料と2基の耐津波原子炉を船上に搭載しているという。3隻の曳船が、遠隔にあるシベリアの鉱業複合施設に電力を供給できるようにするため、同船を東に曳航して行く。

この進水は、北西ロシアの海軍兵器試験場で核ミサイルの爆発があって、5人が死亡してから、ちょうど2週間後のことだった。報道では、2人が放射線病で死亡したと伝えている。この爆発事故の犠牲者を別個に治療した医師は、BBC Fridayに対し、何の防護もなく作業し、軍が汚染の危険について警告をしなかったことから、今や被曝を懸念していると語った。環境保護運動家は、Akademik Lomonosovのような船が、厳しく、予測できない天候で知られている世界の一部を通過することについての危険性について警鐘を発してきた。

Greenpeace(=グリーンピース)のウェブサイトに掲載された本船に関する記事では、「the next nuclear catastrophe could well be a Chernobyl on ice or a Chernobyl on-the-rocks(=次の核の大惨事が、氷上のチェルノブイリ、つまりはチェルノブイリ・オン・ザ・ロックとなる可能性が高い)」と言っている。批判者は、この船が北極圏を汚染し、ロシア当局が辺地で惨事をなかったことにする可能性があることも懸念している。

Akademik Lomonosovは、70人の船員によって運航され、約100,000人の住民がいる共同体に供給するのに十分なエネルギーを提供することが可能だ、とロシアのメディアを引用して、このニュース局(注、BBC)は付け加えた。ペベクには、9月下旬までに到着する見込みだ。

「これは、弊社とチュクチ自治管区にとって、極めて重要な機会であります。」とロシア国有核エネルギー会社であるRosatomのdirector general(=社長)のAlexey Likhachevは、声明文において述べた。「これは、持続可能で有望である北極圏の将来を作り出すことにかなりの貢献をすることになるのです。」

Rosatomは金曜日の進水式で、子会社の1社である同船の運航事業者には、「awarded a Russian Book of Records certificate confirming Akademik Lomonosov’s status as the world's northernmost nuclear installation(=Akademik Lomonosovの地位を、世界最北核施設として確認するロシア公式記録簿の証明書が授与された)」と話している。

また「world’s only floating power unit(=世界唯一の浮体式発電設備)」として描写されている本船は、「especially suited to very remote areas and island states that require stable, green sources of energy(=安定した無公害エネルギー源を要する大変な遠隔地や島国に、特に向いている)」とも語った。(Fox News: Aug 23, 2019)

RosatomのCEO、今後10年に海外で浮体式原子力発電設備の販売開始を計画(ロシア)

ムルマンスク発。Floating nuclear power units(=浮体式原子力発電設備)(FPUs) は、Rosatomの主要輸出品目の1つとなり得る、と同社のdirector-general(=社長)、Alexey Likhachevが金曜日に語った。

「私はこの最適化済みの設備が、今後10年間に弊社の海外販売の要素の1つになることを強く希望しております。」とLikhachevは話した。

世界初の浮体式発電装置であるAkademik Lomonosovの見送り式で演説したもので、この船は今、チュクチ自治管区に向かっているところであり、そこでエネルギー源となる。Likhachevによると、外国の提携者が、ロシアのFPUs(=浮体式原子力発電設備)に対し、相当に興味を示しているという。これは世界中の島国や沿岸諸国に電力を供給することに役立つものだ。

浮体式原子力発電設備の開発は2000年に始まったが、Akademik Lomonosovの工事は2007年に開始した。この設備には、2基のKLT-40C原子炉があり、砕氷船で使用されているものに類似するもので、200,000人の人口を有する都市に十分なエネルギーを供給する能力を有するものだ。

Akademik Lomonosovは、低出力の移動式発電設備に関するロシアのProject 20870の旗艦である。この設備は、2基のKLT-40S原子炉を装備し、それぞれ35メガワットの電力を発電することが可能であり、約100,000人の人口を有する町の電力を供給するのに十分なものだ。(Sputnik: 18:04 23.08.2019)

救助隊、インドネシアのフェリー火災で、3人死亡、300人脱出を確認(インドネシア)

ジャカルタ発。インドネシアの救助隊は、ジャワ島の沿岸沖で燃え盛るフェリーで3人の死者を発見し、300人を脱出させた、と幹部は土曜日に話した。元々言われていたよりもかなり多くの人が、この船に乗船していたという。

KM Santika Nusantaraは、木曜日の朝に出火した際、インドネシア第2の都市であるスラバヤと、ボルネオ島のバリクパパンの間を走っていた、と政府当局者のSyahrul Nugrohは、テレビ局のTV Oneに語った。当初は、277人が乗船していたと報道された。Basarnasという救助庁の土曜日の声明では、303人が乗船していたことが確認され、うち3人が死亡したという。

「捜索は今日、継続いたします。」とBasarnas当局のBudi Prasetyoは、Reuters(=ロイター通信)にこれまでに語った。Basarnasは、近くの港から船舶を展開し、空からの監視のため、航空機1機を飛ばした。(中略)。

フェリーは、17,000余の島からなるインドネシアの重要な交通手段となっている。海路は、飛行機よりも安く、より豊富だ。しかし安全水準が必ずしも厳格に適用されておらず、事故はかなり頻繁に起きている。(Reuters: August 24, 2019 / 4:09 PM)

フェリー運航、ジャージー島の公務員のストライキの影響を受ける(英国)

フェリーの運航が、来週、ジャージー島での公務員のストライキの影響を受けることになる。

ProspectとUniteという労働組合の組合員が、来週の火曜日(8月27日)、半日間、職場放棄を行う。税関では、組合員の中で争議行為に参加する者もいるので、ストライキで旅行計画が影響を受けることになる。Condorの朝の予定は30分繰り上げとなり、同社では手に負えないと話している。

水曜日、States Employment Board(=国家雇用会議)(SEB) は、3,000人以上の公務員に対し、2018年、2019年、そして2020年を網羅する賃金支払いを再調査すると手紙を書いた。SEB(=国家雇用会議)は今月これまでに、最終賃金提案を改訂しており、労働組合はこの提案に関して、今後2週間に組合員に投票させることになる。(itv: Last updated Sun 25 Aug 2019)

Disney、次のクルーズ船、新たな熱帯目的地を発表(米国・バハマ)

Disneyは日曜日、ここの5隻目のクルーズ船の名称を公表し、直ぐにも我々が寛いで、光明を見出させる用意ができている。

Disney WishがD23 Expoで、Experiences and Products Chairman(=体験・商品会長)のBob Chapekにより明らかにされた、とDisney Parks Blog(注、ブログ)は言っている。この新船は、船尾のRapunzel(=ラプンツェル、注、塔の上のラプンツェル)を呼び物としており、手には絵筆、そしてもちろん、近くにはPascal(=パスカル)がいる。(中略)Disney Wishは、同パークのウェブサイトによると、2022年1月に出航するという。

この新しいクルーズ船に加え、Disneyは新しい熱帯目的地の場所も公表した。Lighthouse Point(注、「灯台岬」の意)というもので、バハマのエリューセラ島にある。同パークのブログでは、この新しい目的地は「バハマの物語と、Lighthouse Pointの自然環境自体の双方を称賛するもの」と言っている。

この新たな場所の建設は、Environmental Impact Assessment(=環境影響評価)とEnvironmental Management Plan(=環境管理計画)が調査されて、Government of The Bahamas(=バハマ政府)により承認されてから始まる、と同ブログでは言っている。早ければ2020年になる可能性があり、竣工は、2022年か2023年の末となる。

より詳しい情報は、Disney Parks Blogで(注、リンク先省略)。(abc action news: 4:17 PM, Aug 25, 2019)

ロシアでクルーズ船から出火、報道によると1人死亡、乗客・船員320人が避難を余儀なくされる(ロシア)

8月22日、ロシアのリバー・クルーズ船、Pyotr Tchaikovskで火災が発生し、1人が死亡した、とロシア発行のFontankaは報じた。

Fontankaによると、この船は、木曜日の朝に同船の機械の1つの船室で出火した際、ロシアのサンクト・ペテルブルクに停泊していたという。火災原因は不明のまま。Radio Free Europe/Radio Libertyの別の報道によると、火災は同船の機関室で始まったものだという。Fontankaの報道によると、320人が同船から避難したが、救助は、消防隊員にとっては手腕を試されるもので、Pyotr Tchaikovskyの隣に停泊していたSergey Diaghilevという別の船ごしになされなければならなかったという。

Sergey Diaghilevの2人の乗客は、The New Zealand Herald紙に対し、現地時間の午前5時15分に、同船のインターコム(注、内部通話装置)の発表で起こされたという。船を離れて1時間、陸上で待っていたが、現場には、はしご車1ダース(注、12台)に救急車6台が到着して、男性1人が担架に乗せられて運ばれた。

「悲惨な体験でした。」と乗客の1人は、The New Zealand Herald紙に語った。

Pyotr Tchaikovskyは、ロシアの会社であるDoninturflotによって運航されている、とFontankaは報じた。(Business Insider: Aug. 26, 2019, 11:10 AM)

ダピタン市沖でRoRo船から出火、4人死亡(フィリピン)

サンボアンガ・デル・ノルテ州ダピタン市発。南部のセブ島から来たロール・オン、ロール・オフ (RoRo) 船が、水曜日、ダピタン市沖の海域で出火して4人が死亡した、と当局者は語った。

City Health Officer(=市保健衛生官)のRolito Cataluna博士は、この4人の犠牲者が、50歳から55歳の間とされるDanilo Gomez、Chloe Labisigという名前の幼児、サンボアンガ・デル・ノルテ州のシラワイ町から来たRonald G. Heneralで、漁師によってもう一人の身元不詳の犠牲者と共にセリノッグ島に運ばれた者であることを明らかにした。

Catalunaは、少なくとも乗客111人と船員30人が救助され、投稿時間現在、未だに39人が行方不明になっていると話した。少なくとも船員のうち7人が、MV Lite Ferry 16に留まっていると付け加えた。

これに先立ち、Zamboanga del Norte Coast Guard Station commander(=サンボアンガ・デル・ノルテ州沿岸警備隊基地司令官)のLt. Junior Grade(=中尉)Cherry Rose Manaayは、M/V Lite Ferry 16は、セブ州サンボアンを出発した時、乗客150人、船員37人が乗船していたと話した。食糧を与えられ、健康診断を受け、救助された乗客はディポログ市近郊のホテルに移された、とManaayは話した。

一方、救助された乗客の中には、Coast Guard(=沿岸警備隊)は支援しそこなっていると申し立てて、不平を言っている者もいる。「しかし、どうやって沿岸警備隊は支援することができるんだ。連中はこの混雑した重要な航路で、ポンプボート(注、エンジン付きのカヌー)しか使えないんだ。」と、匿名を希望する明らかにおびえた乗客の1人は話した。

事故の後、設置されたTask Force Lite Ferry 16の広報官に任命されたManaayは、論評の求めに応じなかった。これに先立つインタビューで、Manaayは、PCG(=フィリピン沿岸警備隊)は、M/V Lite Ferry 16を救助するよう他の海運会社に要請することで、自分の役目を果たしたと答えていた。(The Philippine News Agency: August 28, 2019, 1:48 pm)

Southport-Fort Fisher Ferry、無期限運休かも(米国)

ノース・カロライナ州、サウスポート発。乗組員は、サウス・ポート―フォート・フィッシャー間のフェリーを運休にしたランプ・ケーブルの修理作業をしている。

職員らは、木曜日の朝、ケーブルが壊れ、将来通知があるまで、全便が欠航することを余儀なくされたと話している。機械的な問題のため、このフェリーが無期限運休になり得るとも聞かされた。

このフェリーは、通常、1日16回横断し、2つの共同体の間の移動を、半分近い時間に短縮している。(Spectrum News: PUBLISHED 1:05 PM ET Aug. 30, 2019)

イズミルとイタリアの港湾との間のRo-Ro連結が再開(トルコ・イタリア)

イスタンブール発。昨年の8月以来、運休していたAlsancak Portとイタリアとの間のロール・オン、ロール・オフ(Ro-Ro)輸送が、間もなく再開される。

トルコの日刊紙、Dunyaによると、Izmir Chamber of Commerce Chairman(=イズミル商工会議所会頭)のMahmut Ozgenerは、Transportation Coordination Center(=運輸調整センター)(UKOME) のこの問題に関する決定は見直されており、Transport and Infrastructure Ministry(=運輸・社会基盤省)と共に、来週、尽力することになると語ったという。(中略)

トリエステ経由でのトルコとヨーロッパ間のRo-Ro連結は、1987年に始まり、それ以来、円滑かつ成功裏に運航してきた。現在、この航路は、イスタンブールに向かう航海を行うことで、アジア側のペンディックの港湾、ヨーロッパ側のアンバリ、そして南部海岸のメルシンで、トルコの全領土に貢献している。(DAILY SABAH: Published 31.08.2019 00:25)

Royal Caribbeanのクルーズ船、機械の問題でボルチモアに戻る(米国)

ボルチモアから運航されているRoyal Caribbeanのクルーズ船が、機械的な問題が生じて港に引き返さなければならなくなり、土曜日に全ての乗客を降ろした、とこのクルーズ客船会社は話した。

この船は、Grandeur of the Seas(=グランジャー・オブ・ザ・シーズ、注、「海の雄大さ」の意)というもので、土曜日に出発したが、数時間後、Port Covington(=コビントン港)に再び接岸している姿が見られた。

「Grandeur of the Seasは、推進システムに技術的な問題が生じており、航海の中断を余儀なくされ、必要な修理のためにボルチモアに戻ることになりました。」とRoyal Caribbeanの広報担当者(注、女性)のMelissa Charbonneauは声明文の中で語った。「これは、弊社のお客様にとって残念なご不便であると理解しており、旅行計画を中断させる事態となったことを、心よりお詫びいたします。」

どれだけ多くの乗客が乗船していたのか、当時、この船がどれ位、遠くの海に出ていたのか、あるいは、修理にどれ位かかることになりそうなのかに関しては、情報を提供しなかった。(Baltimore Sun: Aug 31, 2019 10:08 PM)