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長距離フェリー(西日本編)

九州・四国・沖縄と本州を結ぶ航路に就航するフェリー。なお、下の日本地図は、クリックすると簡単な旅行案内が現れ、ホテルの予約もできるスグレモノです。

阪九フェリー(株)

・北九州(新門司)―神戸(六甲アイランド)(454km)
やまと(16,300gt)/せっつ(16,300gt)

・北九州(新門司)―泉大津(458km)
いずみ(15,897gt)/ひびき(15,897gt)

阪九フェリー(株)
阪九フェリー
阪九フェリーのふねこ
ヴィーナス・トラベル
下関グランドホテル

(株)名門大洋フェリー

・北九州(新門司)―大阪(南港)(458km)
フェリーおおさか II(14,920gt)/フェリーきたきゅうしゅう II(14.920gt)
フェリーきょうと (15,025gt)/フェリーふくおか (15,025gt)

(株)名門大洋フェリー
(株)名門大洋フェリー
シティライントラベル
ケイハン

オーシャントランス(株)(オーシャン東九フェリー)

・北九州(新門司)―徳島―東京(有明フェリー埠頭)(1,173km)
フェリーびざん(12,641gt)/フェリーしまんと(13,000gt)
フェリーどうご(13,000gt)/フェリーりつりん(13,000gt)

オーシャントランス(株)(オーシャン東九フェリー)
オーシャントランス

東京九州フェリー(株)

・北九州(新門司)―横須賀 (976km)
はまゆう(15,400gt)/それいゆ(15,400gt)

東京九州フェリー(株)

(株)商船三井さんふらわあ

・大分―神戸(六甲アイランド)(418km)
さんふらわあ ごーるど(11,178gt)/さんふらわあ ぱーる(11,177gt)

・別府(観光港)―大阪(南港・コスモ・フェリー・ターミナル)(446km)
さんふらわあ くれない(17,300gt)/さんふらわあ むらさき(17,300gt)

・志布志―大阪(南港)(581km)
さんふらわあ きりしま(12,418gt)/さんふらわあ さつま(12,415gt)

(株)商船三井さんふらわあ
(株)商船三井さんふらわあ
カジュアル・クルーズさんふらわあ
さんふらわあトラベル

宮崎カーフェリー(株)

・宮崎―神戸(新港、神戸三宮フェリーターミナル)
フェリーたかちほ (14,200gt)
フェリーろっこう (14,200gt)

宮崎カーフェリー(株)

マリックス・ライン(株)

・沖縄本島(那覇―本部)―与論島(与論)―沖永良部島(和泊)―徳之島(亀徳)―奄美大島(名瀬)―鹿児島(733km)
クィーンコーラルクロス(7,914gt)/クィーンコーラルプラス(5,910gt)

マリックス・ライン(株)

Information

宮崎カーフェリーの宮崎―大阪航路は、2014年10月1日より宮崎―神戸(三宮)航路に変更。

宮崎カーフェリーの「おおさかエキスプレス」は、2014年6月に「こうべエキスプレス」に船名変更。

阪九フェリーの2隻の新船は、2015年1月と4月に北九州(新門司)―泉大津航路に就航する。一番船は「いずみ」(2015年1月22日就航)。二番船は「ひびき」(2015年4月就航)。「フェリーせっつ」「フェリーすおう」は代替。

2014年7月、阪九フェリーの「やまと」「つくし」で、(株)フルノシステムズ他2社の協力により、本格的な船舶Wi-Fiサービスを導入。

名門大洋フェリーは、2015年9月と11月に15,000gt級の新船を投入する。「フェリーおおさか」「フェリーきたきゅうしゅう」の代船。

三菱重工下関造船所で建造中の名門大洋フェリー向けのフェリーの1番船は、2015年3月23日に進水し、2015年9月16日に大阪―新門司航路に就航する予定。

三菱重工下関造船所で建造中の名門大洋フェリー向けのフェリーの2番船は、2015年7月2日に進水し、2015年11月に大阪―新門司航路に就航する予定。

マルエーフェリーは旅客の減少から、2014年12月7日をもって、東京―志布志―沖縄航路のクルーズフェリー飛龍21を使用した一般旅客定期航路事業を休止(旅客の取扱を止めた)。

2015年8月18日、オーシャントランス(オーシャン東九フェリー)向けのカーフェリー、「フェリーびざん」が、大分県佐伯市の佐伯重工業で進水した。

オーシャントランスの「フェリーびざん」は、2016年1月3日に東京―徳島―北九州(新門司)航路に就航。「おーしゃんうえすと」が代替となる。

2015年9月16日、「フェリーおおさかII」(14,920gt)が、大阪(南港)―北九州(新門司)航路に就航した。

2015年11月16日、オーシャントランス向け2番船の「フェリーしまんと」(約13,000gt)が、佐伯重工業で進水した。

2015年11月16日、商船三井は、傘下のフェリーさんふらわあが、大阪南港―志布志港航路の「さんふらわあ さつま」と「さんふらわあ きりしま」の代船を建造すると正式に発表した。ジャパンマリンユナイテッドで建造し、総トン数13500gt、長さ192m、幅27m、旅客定員709名、船名は未定。2018年3月、6月に竣工予定。

2015年11月29日、「フェリーふくおかII」が、大阪(南港)―北九州(新門司)航路に就航した。

オーシャントランス向けの3番船、「フェリーどうご」(13,000gt)は、2016年2月12日に佐伯重工で進水。

オーシャントランス向けの4番船、「フェリーりつりん」(13,000gt)は、2016年5月10日に佐伯重工で進水。

オーシャントランスの「フェリーしまんと」は、2016年5月21日に東京―徳島―北九州(新門司)航路に就航。

オーシャントランスの「フェリーどうご」は、2016年7月21日に東京―徳島―北九州(新門司)航路に就航。

オーシャントランスの「フェリーりつりん」は、2016年9月9日に東京―徳島―北九州(新門司)航路に就航。

2017年8月31日、マルエーフェリーは、那覇―神戸―大阪航路に就航している琉球エキスプレス(6,266gt)の運航を、乗客減により2017年10月10日に休止し、旅客運航から撤退すると発表した。また2017年10月11日にRORO船の「琉球エキスプレス2」(10,758gt)を那覇―名瀬―志布志―大阪―神戸航路に就航させ、貨物運航は継続する。

2017年11月20日、宮崎カーフェリーと使用船を保有する宮崎船舶(有)は、地域経済活性化支援機構(REVIC)等が出資する新会社に事業を譲渡して特別清算することを発表した。新会社の下で新船を建造し、宮崎―神戸航路の存続を図る。

2018年3月1日、新会社「宮崎カーフェリー」(3代目)が開業し、穐永一臣(あきながかずおみ)宮交ホールディングス取締役が社長に就任する。

2018年2月21日、フェリーさんふらわあは、「さんふらわあ さつま」(13,500gt)が、2018年5月15日に大阪―志布志航路に就航すると発表した。

フェリーさんふらわあの古い「さんふらわあ さつま」(1993年)は、「さんふらわあ さつま1」に改名し、2018年5月17日から8月28日まで、神戸―別府航路で臨時運航する。

2018年6月、阪九フェリーは、三菱造船に2隻のカー・フェリーを発注した。新門司―神戸航路の「やまと」(13,353gt、2003年)「つくし」(13,353gt、2003年)の代船。2020年の春から夏にかけて就航する見込み。

2018年6月26日、フェリーさんふらわあは、「さんふらわあ きりしま」(13,500gt)が2018年9月15日に志布志―大阪航路に就航すると発表した。

2018年8月16日、ジャパンマリンユナイテッドは、横浜事業所磯子工場で建造した「さんふらわあ きりしま」をフェリーさんふらわあに引き渡した。

「さんふらわあ きりしま」が機関修理のため運休し、代わりに「さんふらわあ きりしま1」が2018年11月26日より志布志―大阪航路で運航する。「さんふらわあ さつま」も機関故障により運休したものの、11月29日より運航再開する。

2018年12月18日、SHKライングループは、新会社を設立して、2021年春に、横須賀と北九州を結ぶ航路(527マイル、976キロメートル)を開設すると発表した。約170台の貨物車を積載する約1万6000gtのフェリー2隻を使用して、20時間30分で結ぶ計画。

2019年2月、阪九フェリーの「やまと」は、Stena RoRoに売却された。

「やまと」は、2020年にStena Novaに改名する。

2019年8月2日、三菱重工業下関造船所で、阪九フェリーの「せっつ」(約16,300gt、長さ約195m、幅29.6m、深さ20.6m、喫水6.7m、旅客663人、8.5mトラック約277台、乗用車約188台)が進水した。2020年2月に引き渡し予定。「やまと」の代船。

2019年10月9日、宮崎カーフェリーは、宮崎―神戸航路で運航するフェリー2隻の新船建造で、宮崎県に支援を要請した。関連投資総額は180億円程度となる見込みで、50億円程度、資金が不足している。

2019年11月20日、商船三井とフェリーさんふらわあは、日本初のLNG駆動のカー・フェリー、「さんふらわあくれない」と「さんふらわあむらさき」(17,300gt、199.9m)を建造することを発表した。商船三井が三菱造船に発注して引き渡しを受け、フェリーさんふらわあが借り受けて、2022年末から2023年上期にかけて、別府―大阪航路に就航させる。「さんふらわああおぼり」と「さんふらわあこばると」は代替となる。本船は「船舶維新NEXT MOL SMART SHIP PROJECT」の「ISHIN-II」を具体化したもの。

2019年12月3日、三菱造船長崎造船所で、新日本海フェリーの関連会社、東京九州フェリー向けのカー・フェリー2隻の起工式が行われた。全長約222メートルのフェリーは、2021年に引き渡される。

2019年12月18日、名門大洋フェリーは、15,400gtのカー・フェリー2隻を、三菱重工業下関造船所で建造すると発表した。1番船は2021年12月、2番船は2022年3月就航予定。「フェリーきょうとⅡ (9,770gt, 2002) 」「フェリーふくおかⅡ (9,774gt, 2002)」の代船。

2019年12月18日、宮崎カーフェリーは、内海造船にカー・フェリー2隻(14,200gt、全長194m、幅27.6m。航海速力23ノット、旅客定員570人~578人、トラック163台、乗用車81台)を発注したことを発表した。1番船は2022年5月、2番船は2022年11月に宮崎―神戸航路に就航する。

2020年1月10日、阪九フェリー向け「やまと」(16,300gt)が、三菱造船下関造船所で進水した。

2020年3月10日、阪九フェリーの「せっつ」が、新門司(北九州)―神戸航路に就航した。

北九州―徳島―東京航路を運航しているオーシャントランス(オーシャン東九フェリー)は、2020年7月1日に旅客運航を再開する。

2020年6月30日、阪九フェリーの「やまと」が、新門司(北九州)―神戸航路に就航、11月から船隊を5隻に増強する計画は、新型コロナウイルスのパンデミックのため断念。

新日本海フェリー(東京九州フェリー)向けの「はまゆう」(15,400gt)が、2020年8月7日に、三菱重工長崎造船所本工場(立神)で進水した。2021年7月に、北九州―横須賀航路に就航する見込み。

マリックスラインは、2020年10月19日、「クイーンコラール8」の代船建造を発表した。新船は、全長約145m、幅約24m、約8000gtで、旅客定員655人、トラック(12m)約30台、乗用車約44台、10フィート型コンテナ約246個、20フィート型コンテナ約8個を積載可能。内海造船で建造し、2021年12月に、鹿児島―奄美群島―那覇(沖縄本島)航路に就航予定。

2020年12月17日、宮崎カーフェリーは、宮崎―神戸航路に2022年5月と11月に就航予定の2隻のカー・フェリーの名前を発表した。一番船は「フェリーたかちほ」、二番船は「フェリーろっこう」と命名される。

2020年12月23日、東京九州フェリーの2番船は、三菱重工長崎造船所(立神)で「それいゆ」と命名された。2021年7月に横須賀―新門司航路に就航する見込み。

2021年3月12日、宮崎カーフェリー向けの「フェリーたかちほ」の工事が、内海造船因島工場で始まった。2022年5月に就航する見込み。

2021年5月13日、三菱重工業下関造船所で、名門大洋フェリーの「フェリーきょうと」(約15,400gt、長さ約195m、幅27.8m、旅客675人、12mトラック約162台、乗用車約140台)が進水した。

2021年6月26日、マリックスラインの「クイーンコーラルクロス」(約8,000gt、全長145m、幅24m、旅客655人、トラック(12m)30台、乗用車44台、コンテナ(10f)246個、コンテナ(20f)8個))が、内海造船、瀬戸田工場で進水した。2021年11月20日に、那覇―奄美諸島―鹿児島航路に就航する。「クィーンコーラル8」は代替。

東京九州フェリーは2021年7月1日に「はまゆう」と「それいゆ」を新門司(北九州)―横須賀航路に就航させた。

東京九州フェリーの開設を巡って、港湾事業者が横須賀市に計画の白紙撤回を求めていた問題で、2021年7月12日、横須賀港運協会と横須賀市は、就航に伴う費用負担を市が補助することなどで基本合意したと発表した。これにより、両者の対立は解消した。

2021年10月8日、三菱重工業下関造船所で、名門大洋フェリーの「フェリーふくおか」(約15,400gt、長さ約195m、幅27.8m、旅客675人、12mトラック約162台、乗用車約140台)が進水した。

2021年10月20日、「フェリーたかちほ」(14,200gt、全長194m、幅27.6m、航海速力23ノット、旅客定員576人、トラック163台、乗用車81台)が内海造船因島工場で進水した。

2021年11月10日、マリックス・ラインのクィーン・コーラル・クロス(7,914gt)が内海造船瀬戸田工場で竣工し、引き渡された。2021年11月20日に那覇―奄美諸島―鹿児島航路に就航する。

2021年12月16日、名門大洋フェリーの「フェリーきょうと」(14,500gt)が、新門司(北九州)―大阪航路に就航した。

2022年3月3日、日本初のLNG駆動フェリー、商船三井(フェリーさんふらわあ)の「さんふらわあ くれない」(17,300gt、全長199.9m、トラック137台、旅客716人)が三菱重工下関造船所で進水した。2023年1月に大阪―別府航路に就航する見込み。

名門大洋フェリーの「フェリーふくおか」(15,025gt、長さ195m、幅27.8m、深さ20.3m、旅客675人、トラック(12m)162台、乗用車140台)が、2022年3月28日、北九州(新門司)―大阪航路に就航した。「フェリーふくおかII」は代替。

2022年3月30日、宮崎カーフェリーの「フェリーろっこう」(14,200gt、全長194m、幅27.6m、航海速力23ノット、旅客定員576人、トラック163台、乗用車81台)が内海造船因島工場で進水した。

宮崎カーフェリーの新船「フェリーたかちほ」(約14,200gt)は、2022年4月15日に宮崎―神戸航路に就航した。

2022年8月30日、LNG駆動フェリーの2番船、商船三井(フェリーさんふらわあ)の「さんふらわあ むらさき」(17,300gt、全長199.9m、幅28m、乗用車100台、トラック(13m)137台、旅客716人)が三菱重工下関造船所で進水した。2023年に大阪―別府航路に就航する見込み。

宮崎カーフェリーの新船「フェリーろっこう」(約14,200gt)は、2022年10月4日に宮崎―神戸航路に就航した。

2023年1月13日、「さんふらわあ くれない」(17,300gt)が別府―大阪航路に就航した。姉妹船の「さんふらわあ むらさき」は、4月14日に就航する見込み。

2023年2月13日、商船三井は、子会社の商船三井フェリーとフェリーさんふらわあを、2023年10月1日に商船三井フェリーを存続会社とする合併を行い、新会社として営業を開始することを決定したと発表した。

2023年6月5日、商船三井は、2023年10月1日に開業する新会社の商号を「株式会社商船三井さんふらわあ」(英文名:MOL Sunflower Ltd.)に決定したと発表した。

2024年1月8日、マリックスラインの「クイーンコーラルクロス」(7,914gt)が和泊港で消波ブロックに衝突した。乗員26人、乗客262人は全員無事。